| アクリル風景画の描き方(私流) |
★ アクリル絵具の特性
@油絵具とくらべて速乾性がある。30分位で乾きます。
急ぐときはドライヤーで乾かすと10分位で乾きます。
A油絵具とくらべて発色がよい…色鮮やかに描けます。
B 乾燥すると水をはじき、水拭きしても大丈夫です。
★使用する筆類 |

|
@ハイラックブラシ(白)103(ホルベイン)・・筆先8cm位あります。
Aハイラックブラシ(白)102(ホルベイン)・・筆先5cm位あります。
Bオメガ・43−30 ・・・・・筆先3cm位あります。
C平筆(大) ・・・・・・筆先2.5cm位あります。
D平筆(中) ・・・・・・筆先1.5cm位あります。
E平筆(小) ・・・・・・筆先1cm位あります。
FホルベインSeriesBR30 ・・・・・・筆先3cm位あります。
GホルベインSeriesKXG16 ・・・・・・平丸筆。
HホルベインSeries500s−4 ・・・・・面相筆。
IペインティングナイフMESTIG(中)
JペインティングナイフMESTIG(小)
筆類は3本ずつ位あるのがベストです。
|
|
|
★使用する絵具
リキテックス絵具、リキテックスホワイトジェッソ、リキテックスブラックジェッソ
グロスポリマーメデューム
 |
作品名『幻想信州(7)』
作品をクリックすると拡大します。プリントアウトされますと分かりやすいかと思います。 |
|
■ 描き方
@ポリバケツ2つ用意して下さい。それぞれ8〜10cm位水を入れておいて下さい。
最初のバケツは、使用した筆を洗って次のバケツのきれいな水につけておいて下さい。
リキテックス絵具はよく洗っておかないと筆がかたまってしまいます。
(かたまった筆を溶かす液・・・リムーバー(ビン入り))がありますので、
1日位つけておいてタオルで何回もこすりつけると元通りの筆になります。)
Aまずリキテックスキャンバス(画材店でたのんで下さい)20号以上の場合は@の筆で
ホワイトジェッソを塗って下さい。10号以内ではAの筆を使用します。
黒っぽい絵を描く場合はブラックジェッソを塗って下さい。
B青空で描く場合は、ホワイトジェッソが乾かない内にフタロシアニンブルーをAの筆で
塗って下さい。雲になる部分は残しておいて下さい。それから雲を描きます。Fの筆で
形の良い雲を描きます。そして@の筆で(よく乾いた筆)横にかる〜くはくようにして
下さい。そうすると空の色となじみます。雲の白さを強調した場合は、乾燥したあと、
Aの筆で画面をしめらせて下さい。(あまりしめらせすぎますとうまくいきません。
何ごともなれであります)そしてF又はGの筆でホワイトをのせBの筆でボカシます。
黒を少し混ぜると、少しくすんだ青空になります。雲の下の影はFの筆で青みを加え
Bの筆でボカシます。
C次に雪山を描きます。遠い山ですのでフタロシアニンブルーにチタニウムホワイトで青
を薄め、形のよい山を描きます。下の方はBの筆でボカシを入れると距離感が出せます。
そして、チタニウムホワイトで光の当たる部分をペインティングナイフI又はJでなで
るように絵具をのせます。下の方はBの筆で山並みにそってボカシます。前の山は少し
濃いめの青でGの筆でたたくように丸めの山を描きます。下の方はBの筆でボカシを入
れ描にはらっておいて下さい。
Dその前の雲は、適度に水でしめらせてGの筆で雲を描きBの筆でボカシます。
Eその前の山は、木が茂った山です。フタロシアニンブルーに黒を少しまぜて、パーマネ
ントグリーンライトもまぜ、Fの筆でたたくようにして描いていきます。
下の方は薄めにしておきます。そしてBの筆でボカシておきます。雲は前記述の通りです。
Fその前の山は、黒を少し多めにまぜて濃くします。その山の方が濃いのです。Gの筆で
たたくようにして描きます。右の方の山は、光が当たって下りますのでFの筆でパーマ
ネントグリーンライトにフタロシアニンブルーを少しまぜ明るく陽の当たっている山に
します。
G湖の部分は、ブラクジェッソ(グロスポリマーメデュームをまぜる)をAの筆で塗ります。
そして、山の影を描きます。フタロシアニンブルー、パーマネントグリーンライトをA
の筆で下に描いていきます。水際の部分は少量のチタニウムホワイトをAの筆で下に描
きます。そして@の筆(よく乾いた)で横にはらうようにします。
H前の陸地の部分は、ブラックジェッソ(グロスポリマーメデュームをまぜる)でFの筆
で草の感じがでるよう描きます。木の部分も前述のように描いておきます。木の部分に
陽の当たるハイライトをHの面相筆でいれていきます。少し太い木はBの筆でボカシます。
木の水に映る部分は水でしめらせてBの筆でボカシます。
I右の木の葉の部分はFの筆をとがるようにしてブラックジェッソ(グロスポリマーメ
デュームをまぜる)で描きます。その上にハイライトにパーマネントグリーンライトを
Fの筆でのせると木の葉に立体感が出ます。
草の部分はパーマネントグリーンライトをFの筆でのせていきます。
そして黄色などHの面相筆で点々をつけると花の感じが出ます。
J右の太い木は影の部分に、フタロシアニンブルー、レッドオキサイドなどをのせておき
ます。光の当たるハイライトはチタニウムホワイトをIのペインティングナイフをなで
るようにのせBの筆でボカシます。サインを入れて完成です。グロスポリマーメデューム
(ニスのように艶が出ます)を薄めて@の筆で全面に塗ります。
※注 筆の使い方によって絵は効率よく描けます。慣れてくるとF20で4日位で仕上がります。
気に入った筆があったら10本ぐらい買っていたいと思います。「この筆は」と聞くと
「その筆はもう売っていません」ということがよくあります。
この描き方は自己流ですので、本屋に入ってアクリル画の技法など参考にされると良い
と思います。DEの筆は小さな家を描く場合や岩を描くときに使います。
参考になれば、幸いです。 |
 |
|