* おもい *
故郷からしいたけが届きました。
肉厚でクリクリ・・どんこって言うんです。

生前父が少しばかりのしいたけを作っていました。
お陰で私たち子供の所には毎年どっさり届いたものです。

今は誰も住まない故郷の畑に、兄が父の思いを受け継ぐように少しばかり作っています。

忙しい仕事の合間に、田舎の管理をするのですから大変です。
もちろん私も妹もしいたけなど期待もしていません。
それでも、この時季になると、きっと届けてくれるのです。

それは大きかったり小さかったり・・・雨上がりにしか行けなくて
大きく開ききっていたり・・・



もういいよ・・・と思いながら、・・言いながら、しいたけが届くと
やっぱり里のしいたけにかなうものは無い・・・と
思ってしまいます。

父の代わりを自分がしなければ・・・とこの年になっても思っているのでしょうか。

お母さん・・・あなたのせいよ!
「あなたはお兄ちゃんなんだから、妹たちの面倒を見なければ
いけないのよ」
そう言って育てられたとお兄ちゃんは言うのよ。

還暦が近いんだよ・・・もういいよ・・・ねえ母さん。

自分のことを一番大事になさい。
私はそう言って育てられたのに・・・・

父の思いが・・・母の思いが、
それぞれの子供たちに受け継がれていくのでしょうか

今年も2月のしいたけありがとう。
花sumi
(2003/2/20)

BGM はいえないぬの散歩道