筆工房(楽々堂)を訪ねて
(読み込みに少し時間を下さいね)








絵手紙の仲間と、いつもお世話になっている筆工房をたずねた。
この先、人が住むのかしらと思える山の中の小さなお寺。
そこの住職が筆の名匠です。



 どの筆も一本々々手作りの作品です。





製作の筆に合わせた原毛を
火のし→灰もみ→尖揃え→寸切り→形付け
と進んでいきます。





練り混ぜ

(薄く引き伸ばしたりまとめたりしながらむらのないように混ぜるのです。無駄な毛や逆毛なども取り除きます)
気の遠くなるような作業です。

練り混ぜ きれいにそろえて 太さを決めます

芯立て→上毛巻き→焼き締め

こま(筒)をはめて大きさをそろえる 根元を麻糸でくくり焼き鏝を
繰り込み筆軸の小口を
小刀でえぐり穂首を差し込む
筆軸には自ら筆銘を彫刻




東京でも個展を開かれる、筆工房《楽々堂》の筆は全国の
書家たちに愛されています。
名匠 御堂順暁氏のお話は、穏やかな中にも、
筆への深い思いを感じました。
多くの人に愛され、すばらしい作品を生み出していく筆は、
こうして心を込めて作られた筆なのです。

花sumiも心を込めて使わせていただこうと思いました。
行く道には、やさしくコスモスがゆれていました。

花sumi
(2002/9/30撮影)