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11月 第15節 vsベガルタ仙台 10月 第9節 vs東京ヴェルディ1969 9月 第4節 vsFC東京 |
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8月 VS名古屋 |
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7月 第14節 VS神戸 5月 第8節 VS鹿島 |
TITLE: 天国と地獄 |
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幕開けは静かに 前日までの大分は荒天、それがどうやら小雨になり、早朝のビッグアイ周辺は霧がかかっている。静かな、しかし熱い一日が始まる。 ![]() 開場を待つビッグアイ 北(ホームゴール裏)側 |
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喰うぞ! 朝も早くからサポーターたちは今日のための横断幕作りと……「打倒仙台」の意気をあげるカニ鍋作り。提供はトリニスタ1、2を争う企画力実行力との噂のE氏。蟹やら鮭やら野菜やら、「限界を超えろ!」と言わんばかりにあふれんばかりの食材が土鍋に投入される。 喰らえ!喰らえ!カニなぞまるっと喰ってしまえ! ![]() 旨いダシ出まくり!カニ鍋。 ![]() 少なくなったら餅まで入れて…… ![]() 完食。 ごちそうさまでした。たいへん美味しゅうございました。 この調子で試合の方も美味しくいただいてしまおう。
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われらに力を。 小降りとは言え、雨の中、多くの観客が訪れている。仙台サポーターが多く来県するものの、流石に大分ホーム、人数では「青い人」が圧倒的なのだ。なにしろビッグアイで今年は一勝しかしていない。それでもこうして応援にきてくれる人々のためにも、よいゲームを、よい結果を。 ![]() ホームゴール裏、サポーターに熱い応援を呼び掛ける横断幕。 ビッグアイに集ったのは大分仙台両チームのファン・サポーターばかりではない。近県もしくはそう近くないところから、この行き詰まる決戦を目撃しにやってきた人もいたようだ。 そんな中に、サンフレッチェ広島のサポーターの姿もあった。大分がJ2にいるころから交流があり、その縁で我がチームが念願の昇格を果たした年に作成された「J2残留禁止」の幕を、彼らに貸し出していた。そして、見事に1年でJ1復帰を果たし、その幕を持って大分のゴール裏に来てくれていたのだ。 彼らは一週間前のJ2最終節に、「(Don't)KEEP J2」の「KEEP」の文字の上に「RETURN」と書いた紙を貼って掲げていた。この日はその「(Don't) RETURN J2」バージョンとして1年ぶりにビッグアイに掲げられることになった。(その写真はトリニータライフの"わりとトリニータな日々"11月分にあったような、と他人頼み。) 実は、この幕を掲げることについては人それぞれのナイーヴな思い(J2の文字が嫌、とかいろいろ……)があったみたいだけれど、ここはこの幕の"運"と、これをもって大分にわざわざ駆け付けてくれた広島サポの心意気を力に変えようじゃないか、と。
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12' 13' |
大分 1-0 仙台 ■仙台 森保 |
本日の主審は岡田正義氏。前回のホームゲームの審判に怒り心頭だったためか、岡田氏だと場内にアナウンスされたと同時に大きな拍手が湧きあがる。 引き分けで残留とは言え、当然「引き分け狙い」などするわけがない、っつうか、そんな余裕ウチには無いし。序盤から吉田や寺川のシュートなどで見せる。 絶対に勝たねばならない仙台は、1点のビハインドに奮い立って攻撃をさらに激しくしてくる。が、大分の守備も集中を欠かない。 |
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27' |
■仙台
村上 仙台 MF)岩本→FW)金 |
この日はゲーム全体を通して、ホームゲームらしい戦い方が出来ていたと思う。それに大きな貢献をしているのはエジミウソンでは。もう、エジ大好き。もちろんトリニータの中でのプレーが。あ、でも、オレンジのスパイクも好き。あと、あのツラガマエも加えておこうか。(来季もいてくれたら似顔絵ゲーフラでも作りたい。ワルそうなやつ。) 仙台は前半30分に早くも岩本や森保を替えてくる。やはり思う通りのゲーム運びができないのか。 |
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66' 70' |
仙台 ■大分 吉田 |
一点リードの勢いのまま、攻め上がる大分の選手達。高松、吉田、寺川、三木……三木ィ!? 自陣でボールをもったDF三木、いつもなら前線にそのボールを送るところだが、あまりの目の前のスペースのひらけっぷりに自らドリブルで、ペナルティエリア付近まで止められることも無く持って上がる!観客大きくどよめく!「お前は松田(横浜Fマリ)か!」とわたしは心の中でツッコむ!そしてそのまま、シュート!?……は流石に精度を欠き、大きく外れる。 いやいやいやいやいや、これが入ってたら、ある意味2003年のいちばん記憶に残るゴールだったかもしれない。そのオーバーラップだけでも充分記憶に残ったが。 |
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大分 1-1
仙台 (根本) |
序盤の飛ばしっぷりが効いてきたのか、仙台に攻め込まれ始めるが、何度も岡中の好セーブに助けられる。 が、ついにゴールが破られる。セットプレーに。 |
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8.MF)寺川能人→ 25.FW)木島良輔 |
今だ「残留」という点に於いてはリードを保っている。でも、やはりビッグアイで勝ちたいじゃないか。 意気消沈すること無く反撃に出る中でつかんだチャンス、吉田がゴール至近距離で決めることが出来なかった。相手DFあってのことではあるが、ここはエースに決めて欲しかった。運動量のある木島も投入。 |
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81' 83' 89' |
大分 33.DF)山崎哲也→ ■仙台 財前 |
残り10分、とロスタイム。辛くも守り切ろうとする。 この頃になると、既に応援する思いは祈りにも似てくる。感情の高ぶりと「これまでのこと」を思い出して、込み上げる涙をこらえながらロスタイム表示を見る。
落ちたくない、 落とすもんか、 |
| 終了 |
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選手もサポーターも、力を振り絞り、そして。 ついに長いホイッスル。終わった。残留決定。 |
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試合に分けて勝負に勝った(って、言うの?)。 ![]() あいかわらず勝ててないんだけど、勝ってないんだけど、嬉しい。こんなに嬉しい引き分けは、いまだかつて経験したことがない。とりあえず泣いとけ歌っとけ喜んどけ。わーん。 |
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てっぺー! ![]() 試合後のシーズン終了セレモニーは、毎度お馴染み場内一周サイン入りボール投げ込み。選手、スタッフがひととおり過ぎ去った後、ずいぶん遅れて松葉杖をつきながら歩いてくるのは、哲平。その姿は見るからに痛々しく、そうやってまでサポーターに挨拶をしてまわる彼の姿に、サポーターはまた大きな声をおくる。
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来年こそ、悔いなき闘いを。 祝勝会……ではなく、リーグ戦慰労会に赴くべくバスに乗っていると、バスの運転士氏が思い立ったように、運転席の斜め後ろにいる一人の乗客に話し掛けていた。 運転士「今日、サッカーどうなりました?」 すげぇ、「サッカー」としか言ってないのに、トリニータについての会話が成立してる街! ![]()
大分市中心部に出ると、街角の人目につきやすい場所に号外が貼ってある。写真はゴールを決めた後の梅田を中心に喜ぶ選手達。イイ笑顔だ〜、と眺めていると、通りすがりのハタチにとどかないくらいのギャル二人連れがこの号外に気付いて、こんな会話をしていた。 「あー!残留っち!」 すげぇ。試合を見に行きはしないし、試合が今日だと知らなくても、トリニータがJ1残留を争っていたことは知っていて、残留を「よかった」と大声で騒ぐギャルがいる街! 隔世の感があるよ。やっぱり昇格して、そして残留してよかったよ。ほんとよかったよ。上がってみて初めて分かる、上がれば天国、落ちれば地獄だと。 来年は、引き分けで胸をなで下ろすのではなく、ギャルもスタジアムに来ずにはいられないような、そんな闘いを。
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TITLE: BLUE and BLUE -ユーウツ、またユーウツ。- |