読みたいけれど絶版の絵本

「どうして」 片岡輝・作 三輪滋・絵

最近読んだ「シキュロスの剣」泉啓子・作を読んでいて、この本と小学校のころの胸の傷みがよみがえってきました。

「ひとり」 谷川俊太郎・作 三輪滋・絵 

社会性のないわが家の家宝にしたい本であります。

「おばあちゃん」 谷川俊太郎・作 三輪滋・絵

若いけれど?わたしもおばあちゃんです。君もあなたもあいつもあの人も、いつかはおじいちゃん、おばあちゃんになります。そして死んでいくのです。

[まさか」 木島始・文 三輪滋・絵

ありました、ありました。棚の奥にかくれていた1冊。なんでもおかしに変えることができるアヤメちゃん。  いぬのピコがいちばんおいしそうだった。

このほかにもばるん舎には「ほんとは」「せんそうごっこ」があり、5冊でシリーズ―ちいさなつぶやき―となっています。1982年出版です。すべてラストがアンハッピーエンドです。子育て真っ最中にこの本に出会い、すっかり共感してしまった私は、子どもたちに何回も読んであげました。そのせいでしょうか。いやに世をひねた子どもたちだったように思えます。(今は立ち直ってはいるようです。

幼いうちは、めでたしめでたしで終わるむかしばなしのように、子どもが安心できるものと出会わせるのがよいといわれています。その点では母親として不合格だったのかもしれません。

自分自身の読書歴をふりかえると、「愛の家族」「あしながおじさん」「ビルマの竪琴」をすすめてくれた近所のお姉さんがいなくなって、一気に「ボバリー夫人の恋人」「赤と黒」などに走ってしまい、なにかが抜け落ちてしまっている自分がいます。

それほど本は子どもにとって影響をあたえるものなのです。世の親ごさん方、くれぐれもご用心を。