本事業のねらい

地方圏では、若年人口の定着は、地域活性化の鍵である多様な人材の確保という面からも最重要課題のひとつであり、そのような観点から多様なUJIターン施策が取り組まれています。しかし、今や若者の二人に一人は、大都市圏で生まれ育ち、地方の暮らしを知らない時代です。価値観の変化等に伴い潜在的に高まりをみせている、UJIターン志向を、現実の動きにつなげていくためには、生活体験のない若者に生活の場として地方を認識する機会を用意することも、長い目で見たときに、必要ではないかと考えます。また、そのような機会は、同時に受入地域にとっては、フレッシュな感覚を持つ外部の目から見た、地域の取り組みの評価の機会として意味あるものと考えます。本事業は、以上のような考え方から、大都市圏の若者に、地方圏における地域の暮らし、地域づくりへの取り組み、地域産業等を体験する機会を提供することを通じて、地域の活性化やUJIターンの促進に資することを目的として実施するものです
   



第2弾
第1弾はこちら

今年は、イケメン(?)ホストが2人やってきています。
今日も精力的に村内を走りまわり、
農作業に精を出しています。
【若者の地方体験交流支援事業(地域づくりインターン事業)】といい、
国土交通省と地方公共団体(日田市)の事業である。
合併後の上津江に果たして再生の足がかりはあるのか?
















自己紹介(地域づくりインターン参加申込書より)
丹治三則 荒木陽一
特技:粘り強く考え抜くこと(らしい) おいしいお酒を飲み、おいしい物を食べ、体を動かすことが好き(らしい)




インターン日記(ファーマータナカの付録付)

7月29日(金)                           
丹治 

●日田駅到着

●駅前散策
定食屋さんに入るやっぱり地元に来たときは土地のものをたべないと意味がない。メニューを見るとうな丼がある、しかし財布が「うん」といわず相談の結果,700円の鮎寿司をたべることにした。ところがこれがあっさりしていて超うまい,みそしるも最高。もしかしたらすぐ近くの川で鮎も釣ることができそうかと胸がふくらんだ。

観光協会にいく。日田市の歴史の紹介が多く上津江地区の観光はほとんど紹介されていない。唯一フィッシングパークのパンフレットがおいてあった。日田市と周辺の日田郡は合併したと聞くが上津江は日田にとっては薄い存在のようである。

●早川さんと合流
・駅周辺の豆田地区等主要な地区を回る。市内には九州の大名を抑えるための幕府直属の天領および代官所が置かれていた。九州地方の中心にあり,東に大分,西に熊本,福岡,など交通の要衝であったことも由来であろう。

・その中心地区であった豆田地区は江戸時代に天領に指定されてからの歴史的な町並みが保存されてきた地区。駅周辺の新しい街区から離れていたことが幸いして,長年開発をされずにすんできた。

・古い家屋の保全の担い手は行政ではなく,老舗のお店の店主であることが多い。少しずつ家を付け足しながら保全を行ってきた経緯がある。昭和50年代から行政も参加して本腰を入れた保全がされてきた。(草野家,日本丸,その他にも造り酒屋の老舗,・・・)。よって単に美術館的なものが並んでいるのではなく,生活に密着して古い美しい町並みが存在している。やはり家は使ってこそ家のよさがしみだしてくるものなのだと感じた。

●市庁舎:市長対談
・早川さんと課長さんに案内されて市長と直接お会いすることになった。
 
 バイオマス発電,アサヒビールの工場等

・市長(横国出身)―大石昭忠さん:
−上津江村に泊まるとの話をすると,「そこだけじゃなくてええじゃろーー」と
−田中さんのお話をすると,「若林農地の抱える問題点の話がはじまる」
・入植したかたがたは人生をかけて必死でされている。技術的に高いものではないが精一杯努力されている。ただし現状では販売ルートの確保が問題になる。

・農協:大分ひた農協と大山農協がある。販売ルートの開発(熊本や福岡等)は大山農協が上で,大山農協にお願いする筋がある。ところが日田農協と大山農協の仲が悪く,どちらかにすべて依存して出せという話になる。また集荷場が日田にあり,往復で三時間の道のりを上津江からこなければならなくなる。

・個人ルートでは宅急便の宅配を行っている。個人で販路拡大を行っていくが限界がある。
・市長は若林農地の作物をひとつの産業まで育てたいと想っている様子。
・若林農地の営農者から出されていた要望は次の三つ

−道路の修復(片道一時間半程度の時間の削減)
POSシステムの導入(消費者の特性を狙ったマーケッティング)
−もうひとつは??荒木君に聞く??
・ともあれ当然ながらいいことばかりではないと知る。

●道の駅めぐり
−木の花ガルテン,ウメリキュール工場,もうひとついかなかったっけ??
・木の花ガルテン
−大山農協の主催
−大山農協に出荷されている地元の野菜,有機野菜を使ったレストラン
−日田市からの立地のよさと日田,上津江地区を結ぶ主要幹線道路であることから,お客さんが大変多い。福岡にもお店を出すほどの盛況ぶり。大山農協は販路拡大力を持っており企画をたてることがうまい。一番最初にこのモデルを成功させたことが価値が高い。

●ひびきの郷:ウメリキュール工場
−上津江村,日田市が立てた。道の駅,ウメリキュール工場,宿泊施設
−こちらの売りはウメ商品(ウメ酒,ウメ・・・,最高級のウメ)+その他特産品
−国道から離れていることが災いしているのか
??
−道の駅で宿泊施設というのはどうなんだろう?

●田中さん宅に到着
−世間話をいろいろと・・
−田中さん,奥さん,荒木君,丹治の四人で夕食をとる。夕食は小国町のレストラン。日田よりも小国町が生活圏として近い(車で10分程度)
−田中さんは若林地区に入って7年目になる。娘さんが一人居て早川さんに嫁いだ。犬(姫ちゃん)がいる。
−昨日の夕食では何をはなしていただろうか??荒木君に確認しておく。

●村の集会に出席
・議題が話し合われた後に飲み会が始まる。
・以前は集会の目的が納税であったが,日田市に合併してからはその目的もなくなり,地区の重要な議題を話し合うということになった
・とりまとめ役の山根さん,その他10数名の方が出席していた。
・議題は何だっただろうか??若手の林業の方
・地元の人と,若林のうちに住んでいる人では農業に対して温度差があるようだ。地元の方は暮らせていければ問題ないと考えているようで,若林農地の人はもっと農業を発展させていきたいと想っているようである。

荒木

午後:日田市内散策(豆田地区)→市長対談→

大山ガルテン→大山町道の駅→南小国町で食事→部落集会参加

飛行機、高速バスを乗り継いで日田市に到着。自宅から約5時間かかったがあまりそんな感覚もなく、疲れもあまりなかった。今回パートナーである丹治さんと上津江村振興局の早川さんと合流して市長と対談。最初はやや緊張したが同じ大学出身ということもあってか気さくに話してくれたので、緊張は和らいだ。そのなかで、市長から上津江村の問題点を提示されたが直ぐには何も思い浮かばず、意見できなかった。正直悔しかった〜!でも、市長との対談は上津江村の現状を大体把握してからやりたかった。まあ、でも市長は忙しそうだったのでそれは無理なのかもしれないが?その後、上津江村に行き、今回いろいろとお世話になる田中さん夫婦と顔合わせ、そして、夕食をご馳走になる。田中さんは自分と同じく日本酒好きで、奥さんは優しく声をかけてくれて、時にはおもしろい相槌をうってくれて、田中さん夫婦とは直ぐに打ち解けられらた。夕食後、上津江村の部落集会にお酒を持参して参加。集会の内容は来たばかりということもあり、よく理解できなかった点があったが自己紹介をして、皆さんにお酒をついで回ってからはこちらから話をして、また話もいろいろとしてくれたので時間があっという間に過ぎた。後で集会では最近お酒なしでやるようになっていると聞いてちょっと冷や汗ものだったが、会も盛り上がっていたので「まあ、いいか。」と。部落の人の奥さんが車で迎えにきて、自分も酒を注いでもらって、お酒を一緒になって飲んでいるのには驚いた・・でも、まあ、いいか??

ファーマータナカ
 中山間地地域等直接支払制度というものがある。
 これまでの5年間の実績を踏まえ、次期平成17年〜21年度の対策では、補助金交付の要件がかなり厳しく変更された。
 要件を厳しくして、取り組むか取り組まないか決めなさいという。
 (取り組まないでもいいですよということは、多面的機能の維持のための農地保全をこれからも是非一緒にやっていきましょうというのではなく、やらないでもいいですよと言っている様に聞こえるのは私だけ?)
これまでどおりの交付金を受け取る場合に取り組む活動の要件の中に、多面的機能の発揮というものがあり、体験農園や学校教育との連携、
非農家との連携といったものがある。
当地区では様々な事情により、この制度への取り組みはしない地区となってしまったが、こころざしを持った若者を今年も受け入れることにより、都市との交流の真似事だと揶揄されるかもしれないが、地域や行政や当社のスタッフの力を借りながら、ささやかな足跡を刻みたいと思う。

丹治君、荒木君、ようこそ日田市上津江町(似合わんなー)へ。


7月30日(土)
荒木

午前:ニューファーマーズファクトリー農業体験 トマト収穫→サラダ菜見学 

午後:上津江村道の駅(昼食)→フィッシングパーク→オートポリス

ニューファーマーズファクトリー歓迎会

 朝から大雨&雷で6時ごろに目を覚ます。今日は初めての農業体験の日で、軽くニューファーマーズファクトリーの皆さんと挨拶をして、そのあとトマトの収穫にとりかかる。多少戸惑ったのがトマトを選別してトマトを収穫することである。トマトはまだ青いうちに収穫し、それが卸業者や小売店に配送されるうちに赤くなるものだが、田中さんのトマトは完熟トマトとして売り出しているので、既に赤くなっているものとやや薄みがかかったピンク色のものを収穫する。そのピンク色と青い色がなかなか区別するのに時間がかかった。でも、慣れてくるとトマトの実がどのへんについているかが分かるようになってきて収穫スピードもあがり楽しくなってきた。そのあとはトマトを用途別に選別して茎の先端を切る作業と・・・。

ファーマータナカ
 丹治氏の日記のなかで、ファーマータナカは農協を相手にしていない・・云々の件(くだり)があるが、滅相もございません。
 毎度お世話になっております。(モミモミ、スリスリ・・・)
 ただ既存の流通ルート(=農協→青果市場→仲卸→量販店)が、ここ数年パワーを失ってきている、要するに価格がつかなくなって来ているのは紛れもない事実としてあるということ。
 当地の特産品であるきゅうり(C品の価格ではあるが)が1c/s(公称5Kgで50本位は入っている)が200円とか、当社のサラダ菜が1c/s(12袋入)100円とかは、余りにも理不尽じゃーございませんか。クスン・・・。
 作る百姓から売る百姓への転換がすでに当たり前になってきているのです。
丹治

●トマト栽培の手伝い
−若林とは別のハウスでトマトの収穫作業を行った。
−規模は10a程度,このハウスがあと二棟,全部で三棟ある。
・作業員は7(社長,奥さん,松尾,めぐみさん,青木さん,早川さん,宮木さん)

トマトを育てる工程・・・・
・基本的に手作業であり手間が多くかかる。
・トマトはやや青みがかかった状態で出荷する。出荷の途中で日光と温度によって赤く変わってくるそうだ。収穫作業は大変簡単。・収穫の後にヘタキリ,選別,箱詰め,出荷までの工程がある。
・防除のためのハチは外国産を使用していて,省力化されている反面周辺の生物への影響を考慮しなければならない。禁止される可能性がある。
・本日の収穫は約100kg,価格帯は300/kg3000/kgであり,平均は1200円これを下回るようだとつらい。価格の変動は何で起こるのか??
・この部分を技術相談や技術提携をしたいのであるが
,社長自ら作業に従事しないといけない側面があって,なかなか手が回っていかないのが現状である。来週からが山場のようである。
・田中さんは農協を相手にしていない雰囲気がある。価格帯が高いトマトであるので(1200/kgが良い売値),農協では安い販路しか確保されないのではないか??→大山農協はそれが可能

●道の駅で昼食
・小学校の跡地を道の駅に改装したもの。
・ざるそば定食を頼んだが,結構うまかった。わさび漬け,きのこの三菜もうまかった。
・ここも宿泊施設兼用になっている上津江道の駅モデル。経営しているのはたいがい地元のおばちゃん達である。愛想はいいが経営能力には問題がありそうだ。
・国道(国道とは思えない)も近くトイレも美しいので道の駅の条件はそろっている。
・また近くの川も大変きれいな場所で,家族連れにも楽しめる絶好の場所にあるが、商売っ気がない。
・商品売り場に行くが,店長はあきらかに商売っ気がない。話を聞こうとすると逃げていく。
・たたみを使って,ドライバーが休める空間をつくるといいのではないか。

●フィッシングパーク

・場所的には広大な面積を占めている。釣堀,ペンション,バンガロー,テントサイト,
・お客さんは家族連れが多いが,研修施設当がありゼミ合宿やクラブの合宿でもしようできそう。
・何かがテレビに紹介されて依頼多くの人がきた。
・釣りをして変える人もいるが,夏休みはバンガローからテントサイトまで予約でいっぱいになる。冬はしんどい。閉鎖されている時期もある。
・釣りをしてみた。遊び程度であればあんな感じであるが,本当に釣りをしたい人にはもうすこし大きな池があるほうが面白い。家族連れには大変手軽な遊び場になっている。
・実際に釣りをしてみた。なかなか面白いが1匹しかつれなかった。そう簡単につれるものではないらしい。とにかく水がきれいで冷たい。上流では子供たちが泳いでいた。

●オートポリス
・元ゴルフ場を回収してサーキットにしている。
・現在は川崎重工が買収していて,大改修を近いうちに行う模様。
F1はこなかったがG1D1等の国内最高峰のレースが開催され盛況を集めている。
・色々と見せていただいたが相当な施設のようだ。隣接するホテルがもったいない。
・レースが開催されたときには近くのホテルにとまるらしいが,もっと上津江村の施設に泊まれるようにするべきだと想う。特に会議施設やレーサー用の個室等が必要ではないか?この辺の手配に詳しい人を観光局に入れるべき。
・赤字なのかとおもいきや結構施設としては立ち直ってきている。これを村の振興とつなげたいところである。
・オートポリス型の整備はほかにどのようなものがあるのか?
・多くの人にごさんかいただいて大変感謝,
・田中さん,奥さん,早川さん(日田市勤務),早川さんの奥さん(日田市勤務),めぐみさん,青木さん,早川さん,宮木さん,松尾,とりまとめ約の方,とりまとめ役の方の奥さん,ご意見番の方,綾さん
・合併するべきだったかどうか?
−昔の方が住民に対するサービスが良かった感じがある。
−しかしそれはかなりの部分が税金でまかなわれていたものであり問題,・・・
−日田市に合併してから,そうしたサービスはかなりの部分で削減されてきた。当然赤字を解消することが重要である。
−上津江の方は日田市といわれてもピンとこない。やはり日田市とはまったく違った文化を持つようである。
−しかし上津江を自立させるこの精神的な支えは何であろうか??


7月31日(日)
ファーマータナカ
月末月初は、支払、請求、給料計算と管理業務が目白押し。
こういうふうだから、荒木氏に、「人を雇われて、経営者としての仕事に精をだすという訳にはいかないのですか?」と痛いところをつかれるのだ。
早速のご提言まことにありがたいことです。トホホ・・・。。

今日の視察は担当の早川氏(娘婿なのだ)と彼の奥様(娘なのだ)にオンブにダッコ。
丹治

−小国町:町あるき
・商店街のドライブ(雄国会館,映画館等の町並み),雄国会館では独自演劇上映を行っている。映画館でも出張の上映サービスを行っており,古いものを生かしながら独自のまちづくりをしていく意思が見て取られる。(若者の率は上津江と小国町で大きく異なる。)

−小国町:道の駅
・つくりがきれいな面は外観はそれほどその他の道の駅と変化はない。UJIターン情報提供の看板を発見,(公民館と道の駅が合体したようなサービスになっている)。さらにFM放送を実施しており,街の情報発信基地になっている。人があつまりやすいところは情報があつまりやすい。
FMラジオはもともと防災無線だったそうで,小国町の人全員が無料で防災無線を携帯している。このシステムを買い換えるときに単に防災無線だけを流しても面白くないので,天気予報や必要な情報を流すようにした。さらにそれだけでも面白くないので平日は地域密着の情報を流して,休日は観光客向けに地域のイベントや面白情報を流すようにしている。
・ただし経営が厳しくなってきているようである。(小国町のFMラジオの人のお話)なぜかわわからないが,上津江との相乗りはできないだろうか?
・製作担当の益田さんは知的なかんじでいいなーー。

−阿蘇,ドライブ
・つーかめっちゃ天気わるいし、でもトウモロコシとソーセージと牛乳はうまかった。

−黒川温泉
・遊郭をいれないまちづくり。情勢客をターゲットにした黒川モデル,男は後からついてくる戦略

−正孝さんと飲む
・公民館で雑用をしているとのこと。こんなに面白い人を雑用で使っているとは情けない。
・時間がある村なので意外と趣味に凝っている人が多いのかもしれない。個人の趣味をいかしてまちづくりに使用できないだろうか??
・トマト販売のPOSシステムはQRコードなどで対応可能か?

荒木

午前:Free ブログ・上津江村への提案を作成

午後:道の駅小国「ゆうステーション」→小国町町並み(雄国会館など)→大観峰→うぶやま牧場→黒川温泉→鳥王(夕食)

 今日の早朝も大雨&雷。なぜか自分たちが上津江村に来てから不安定な天気ばかり。午前中は2日間のたっぷり内容の濃い視察の内容を整理。2日しか経っていないのに既に情報量が多く、整理に悪戦苦闘する。午後は早川さん夫婦と小国町や黒川温泉へ視察という目的だったがほとんど観光に近かった。上津江村やそれに近い熊本県の地域は夏なのにあまりそれを感じさせない。標高はそんなに高くないが涼しく過ごしやすいと今日一日観光して感じた。で、最初に行った道の駅小国「ゆうステーション」ではまず建物に惹かれた。全体がガラス張りでダイヤモンドのような形状をしている道の駅とその近くにある外食店は昔風の建物で作られていた。建物を見て中に入る前からこの道の駅は結構うまく行っているんじゃないかと感じたが、中に入ったら予想は当たっていた。そして、道の駅の中に入るとお客さんが一杯いて特に上津江村の道の駅ではあまり見かけなかった子供など若い人が多くいた。2階には商品だけでなく、情報提供・交流の「場」として開放されており、さらにgreen pocketというラジオ局もあった。そのあとは大観峰、うぶやま牧場などグルメ旅行になった。霧がかかっていて、景色がみえなかったこともあり、とうもろこし・ソーセージ・牛乳と食べて、飲んでばかり・・・でも、ほんとどれもおいしかった。

次に黒川温泉!前から湯布院や黒川温泉の成功の原因を知りたかったので、黒川温泉に行くのは非常に楽しみにしていた。実際に行ってみて、早川さんから湯布院や黒川温泉は女性をターゲットにして成功していると聞いて確かにそのとおりだと思った。黒川温泉郷の案内所に入って非常にいい印象を受けた。受付の人はすごく感じが良かったし、案内のパンフレットも豊富だった。黒川温泉郷は旅館や看板の色を全体的に黒やこげ茶色で統一していて、暴力団を排除していることを示す看板もあったし温泉郷として旅館全体の連携はうまくいっているようだった。黒川温泉の周辺を歩いてみたが女性の比率は高かったし、商店も女性を意識した店が多く、ちょっと立ち止まらせる仕掛けも多くなされていた。実際に早川さんの奥さんはふっと店に立ち寄って、いなくなっていることが多かったし・・・

夕食は早川さんの知り合いも加わって5人で地鶏を食す。早川さんとその友達が運転のために飲めないことを知りつつ、自分たちは3日連続でお酒を飲み会話を楽しんだ。まあ、いいかと感じながら・・・

ほんと上津江村は黒川温泉や小国町に地理的に非常に近く、もうちょっと足をのばせば牧場など自然を満喫できる場所に行けて、改めて観光するにはいい場所にあるな〜と感じた。それを考えると日田市まで行くには道路網があまり整備されていなくて、距離的にも遠いということが浮き彫りになってくる。


8月1日(月)
丹治

・農作業
−雉谷のトマトハウスで誘引の作業を朝から行う。
・クリップをはずして延びたつるを再構成し,トマトが育ちやすい方向へ誘導していく作業
5m程度に伸びたトマトのつるは5,6個のクリップで止めてある。(このクリップがまた使いにくい。) これをひたすらはずしてつけかえていく作業
・ひとつのつるで早くても3分程度はかかり,一日8時間の作業では5060株程度が限界になる。そうすると一人で一日一列程度。誘引をしながらまた収穫が入ってくるので,誘引と収穫を交互に延々と繰り返すことになる。
・誘引はトマト栽培農家の一番の悩みの種であることは間違いない。

−野草試食
・駐在所の佐々木さんの指導を受けて,野草(というかそこらへんの雑草)を探し始める。巨大な人で威圧感がある。学者なんかにありがちな感じの人であるが,コミュニケーションはわりとフランクな感じ。
・大分舞鶴高校出身で久留米大学(不正確)の商学部を卒業した。大学時代から植物学を専攻し警察官になっても学会に加入して昆虫採集の研究をつづける。
・昆虫採集に熱中しすぎて二度の離婚をした。何かの虫になるということはそういうリスクをはらんでいる。離婚をしても自分のスタイルを貫かれたという点に逆に価値がある。
・子供達にご飯炊きを教える企画で,主催者が意図を理解しておらず怒って帰ってしまうほどでコンセプトへのこだわりが重要。
・虫の話をしながら「子供は何かの虫になれ」という題の講演。題材をみせておきながら本質は題材の知識ではなく,根底をながれる本質の部分である。
・こういう面白い人を扱いきれていないことがこの村の最も問題である。教育や人づくりができる人。この人を生かすためにはまず地域の人が佐々木さんをしることからはじめる必要がある。佐々木さんとの間をつなぐ人が必要(田中さん,早川さん)
・生かすべきは自然との付き合いを通じて,頭の使い方を学ぶこと。最高に価値がある教育。この教育はお悩み相談ではなく,特に優秀な人間を派遣して打たれずよさや図太さをみにつけてもらうプログラムへ変化させていく。頭のよさとは記憶(HDD)の容量ではなく,CPUとメモリとHDDの三者をつなぐバスの太さが最も重要になる。
・佐々木さんあんまりタバコはスワンとってください。残念ながら地域の人には変わり者としか見られていない。佐々木さんを表舞台に出すことが重要!!佐々木さん他にいかんとってください。
・佐々木さんのエッセーを読んでおくと必要。

荒木

午前:農業体験

午後:農業体験 佐々木さんと野草を摘みてんぷらにして食事

今日の農作業は伸びすぎたトマトの茎をクリップで留めて茎が折れないように固定する作業を行って、その作業の次に高く伸びた株全体を低い場所に下ろす誘引という作業を行った。クリップで留める作業は茎が一日経っただけでもすぐに成長するので収穫までに何度も行わなければならないもので、誘引は非常に時間がかかる作業で午前中から二人でやってもやっと一列終わっただけだった。これらの作業は非常に労力や時間、人手がかかり作業を実際に行ってみて農業の大変さを感じさせられた。農業を毎日続けている人に本当に頭が下がる思いがして、また普段何気なく食べているものはこんなに苦労して作られているかと思うと、野菜や米を食べるときには感謝して食べなければと考えた。

農作業後、上津江村の駐在である佐々木さんと宿泊先の周辺で野草摘みをした。普段は道端にある草や花などは気にすることもなくただ通り過ぎていくが、佐々木さんはそのような草や花をてんぷらやサラダなどにして食べられることを教えてくれた。タンポポやベニバナボロギクなどがてんぷらにしただけでこんなにおいしいとは、びっくり!都会に戻ったら雑草に目がいき、あの草はたべられるかな〜なんて考るかもしれない。また、佐々木さんの話も非常に面白くてついついお酒も進んでしまった。それで、農作業の疲れもあって記憶の無いうちに寝てしまった。佐々木さんにはわざわざ滞在先に話をしにきてくれたのに佐々木さんの話を途中までしか聞けなくて、佐々木さんには失礼なことをしたので朝になって後悔した。これが今日の反省点です。

以下は佐々木さんの話を簡単にまとめたもの

u         今までとは違った視点で見てみれば、TVでも学ぶことはたくさんある。だからその「目」を鍛えることが大切。
u         何事も自分で考えて、行動する 日本では最近物事を考えないことが増えている。その例が日本は他国に国の防衛を任せてしまっていること
u         今の子ども達がきれたりして犯罪を起こしてしまうのはしっかりした食事をしていないから、根本的に「食」の大切さが分かっていない。
u         バックボーン(昆虫の知識)があったからこそ、いろんな人たちと知り合うことができた。(ex.筑紫 哲也、CW・ニコルなど多数)
u         勉強するにも楽しさだけでなく、強制力(厳しさ)をどこかで働かせることが必要

ファーマータナカ
 丹治氏の「誘引」に関する上記の発想はファーマータナカと同じだ。(と私は思っているが、彼は同じにしないでくれ、レベルが違いますときっと思うではあろうが・・・。)コスト意識は大切だ。
 ファーマータナカは、農業といえども、製造業であり、製造原価に占める労務費の適正化のためには・・・と偉そうに言うが、ただ単に計算高いだけに過ぎず、スタッフには煙たがられていることだろう。

同世代の佐々木氏は、GOOD!!
いろいろ軋轢もあるかもしれないが、萎縮してしまったファーマータナカの分まで、ガンガン喋り、ガンガン吸って、ガンガン飲んで欲しい。
(奥様にはゴメンナサイ)


8月2日(火))
荒木

午前:農業体験

午後:農業体験 大分報道新聞取材

トマトジュースのお中元の箱詰め、梱包作業。サラダ菜に価格のシール張りとそれを軽トラックにつめ込むことをした。そして、午後は大分新聞社の記者が来て自分たちが簡単な取材を受けることになった。突然のことだったので驚いたが、記者の質問には少し緊張はしたが答えられた。写真も撮って記者は帰ったが、取材なんて慣れないことだったのでサラダ菜を栽培する発泡スチロールの乾燥作業など今日は多くのことをおこなった。結構疲れたがそのぶん終わったあとはお腹がすいてごはんがおいしかった。

また、田中さんの奥さんが忙しい中で弁当を作ってくれ、農作業がおわったあときゅうりの差し入れをしてくれた。

地域には若者や活気が無いために元気が無いなんてことが言われることがありますが、そんなことはないんだと実感した。田舎の人々は都会の人より多くのことを自分自身で考えてやらなくてはいけない。例えば、今回お世話になったニューファーマーズファクトリーで行ったトマト栽培ではそのことを考えさせられた。トマトが熟れてきたとしたらその日に収穫しないとトマトは熟れすぎて売り物にならないし、トマトの株が重さに耐え切れなくなって実が落ちてしまうかもしれない。だから、田舎の人々はその作業を怠けることも出来ないし、先延ばしにすることも出来ない、さらに変わりにやってくれる人というのはごくわずかである。でも、都会には多くのモノや人が多く存在していて一人一人が考えて行動しなくてもやっていけるように非常に効率的であり、とても便利な場所である。しかし、都会はその反面、失っているものや気づかないものがたくさんあるような気がする。田舎では不便な機会にあうことが多くあるのでそのときは当然ないもの、不便なところをなんかのものや方法で代用しようとする。つまり、田舎の人々はよく考えている場面が多いのではないか。考えることによって、頭をよく使い体も動かすことになる。だから、田舎の人々と言うのは非常に元気であり、上津江村の人々を見ていてもそれを強く実感させられることが多い。

自分の不得意なところ、まったく知らないこと(道端に生えている野草が食べられること、人の行き方(集会で聞いた話)を教えてくれる場所なのではないかと感じている。
ファーマータナカ
荒木氏の言うように、作物や自然は人間の事は全く意に介していない。
それどころか、市況が安ければ、腐るほど採れるし、高ければ、一向に赤くならない位の事は平気でやる。
いつまで経ってもトマトの気持は分からない。
丹治

農作業体験

●お中元の箱詰め
−朝から気分が最悪:昨日調子にのって完全にのみすぎた。
−田中さんがおまけをしてくれて8:30分からの出勤にしてくれた。本当の仕事ならばこんなことはありえないのであるが。早く学生の気分を抜け出さなければならない。とりあえず焼酎ロックのがぶ飲みだけはやめましょう。

●お中元の出荷
・お中元のジュースを宅配するサービス展開を行っている。お中元にフレッシュトマトジュースの宅配がある。お客さんは主に上津江村の地域の人。お中元には地元の特産品を送ることがはやっている。日田市名物ということにすれば合併の効果もあって,日田市の特産品ということで取り扱ってもらえるのではないだろうか?
・もちろん試供品の提供コーナーもセットで行っておく。おそらくお中元を選ぶのはだんなさんではなくて主婦の方。主婦に対する懇切丁寧なサービスが次の顧客開拓につながるはず。津江地方の特産品としてお中元で売り出してはどうか?
・健康食品なので,コスト度外視の病院に降ろしたらどうなるか?
・一箱:トマトジュース三本,折込チラシ二枚,お中元のノシ:
・お中元なのでやいやい広告を入れるよりも,涼しげでシンプルでセンスのあるものにするほうがよいのではいか?
・他に入れられる情報は何か?民泊等の新たな交流施設を設けて,トマト農家のインパクトと提携して客を呼び込み,様々な体験プログラムを実施する。交流プログラムはトライウッドほど美しい形になるかどうか??
・民宿にはよくしゃべり客商売に向いている人がいい。

●農協出荷
JA大分日田農協にトマト,サラダ菜を出荷しに行く。
・津江地方の特産品(しいたけ,きゅうり,ほおずき等)が出荷されてた.トマトは田中さんだけ
・収穫した次の日には店頭にならぶことになる。3時に集荷して夜のトラックで運び次の日には店頭にならぶことになる。集荷場は土曜日だけがやすみであるので,日曜日に店頭にならんでいるものは土曜日にストックして仕入れているものあり,品質が下がりやすいものは特に取り扱い注意。土曜日に売れすぎて店頭で足りなくなるものはないのか??
・一般市場ルート(農協卸売り)と直販ルート(地域の道の駅等)の二つのルートにわかれて出荷されている。この割合は作物によって異なるが91程度。直販ルートには農協が直接輸送してくれるシステム。
・一般のルートのシステムでは価格が大きく変動する。トマトであれば300(/kg)〜3000(/kg),きゅうりの場合でも500(/kg)〜3000 (/kg)と大きく値動きして,気象などの影響を受けやすい。しかし消費者価格は変動しないのが不思議な点。どこでコストが吸収されているのか??
・最近では農協の権威がおちつつあり,直販ルートが拡大している傾向である。農協に出せばかならず売れるが,中間のマージン(農協,流通業者,小売業者)をとられてしまう。マージンはトマトの生産者価格の2割程度

・津江地方の農協の売り上げが4億円程度に対して大山農協の木の花ガルテンは12億円あった。直販ルートの強さ開拓力の強さが販売のよしあしに大きくかかわってくることを物語っている。
・進行したといっても農協は保守的(大山農協と対立)
・直販システムには類型がありそう:個人モデル(インターネット),農協直販モデル(大山モデル),地域連携モデル(宿泊施設とホテルの連携)
・津江APがあった。加工食品が農協の集荷場に直結している。
・なるべくなら価格の計算できる直販指値にシフトするほうがよいのではないか?だが売れるかどうかが問題。売れる保障をさせることが重要(民間の直売所でやっているモデル)


8月3日(水)
ファーマータナカ
 話を聴くと、元気をもらえる藤川氏。
 夢とロマンの塊のせめて欠片でも煎じて飲みたいものだ。
丹治

●トライウッド見学
午前中−語りを聞く
・生産−加工−流通−販売−廃材利用―地域全体の林業の仕組みへの展開
・山と町の流れをつくっていくことが重要。森をつなぐ、人をつなぐ、金をつなぐ。
・木が循環することで町にながれる産品の質が向上して,浄化されているイメージをもっておられるようだ。
・行政の施行の仕方,それぞれに役割があったものを,失わせる結果になってしまった。農村から思考力を奪ってしまった。予算の配分のしかたがへた。すべての事業で一律3割削減などありえない事業形態。作業路は何にも優先して絶対不可欠なもの。
・これまでの行政が行ってきた造林や施業はつながりを断ち切ってしまうことをしてきた。つながりを作って心もサービスもお金も循環させていくとが重要。
・過去に失われてきたエコシステムサービスの機能,田圃に単に水をためておいていたことがどれだけ意味があったのか理解していない。
・日本には自然と人間の関係性のバランスが存在した。そこに土地の神様が存在し自然を敬いながら日々の暮らしをしていた。その仕組みがよかった。(アメリカ・・・)これを再生していかなければならない。
・本物の木の存在,素材のよさがあり,高くてもこだわりと誇りを持って仕事をすれば,理解してもらえるものを作り出せる。270年前の杉のテーブルなど本当にかっこいい。最高
・語り部の存在:交流事業等でこられた方に森林の機能をともに語り,森林のよさを広める語り部になってほしいと願っている。
・生産:一般的にどのくらいの面積でどのくらいのコストが合うのか。林業ができる地域はどの程度の条件なのか??作業路がなければ完全に作業はできない。森林管理には作業路のデータが不可欠な存在
・加工:製剤,製品加工,消費者にあったものを開発する努力,業師がかならずいるはず。このような人材を活用する努力をすること。−廃材の利用:間伐財はウッドパレット等を作っている,編み物などにも加工をしているが,儲かっていない。これは村が赤字施設になってトライウッドに払い下げたものである。またバークは堆肥にして販売している。これも現在は大して儲かっていないが,しかし森の循環のよさを語るためにはなくてはならない事業である。

荒木

午前:公民館訪問(ネイソンと対話)→民俗資料館→株式会社 トライウッド 藤川さんと対話

午後:上津江村振興局で局長、観光局の方と対話 現場視察・山林管理→工場見学→もやいの森→もやいの森で地元の人と交流

今日は朝の公民館訪問から夜に地元の人と交流するなど内容が盛りだくさんの一日だった。ネイソンさんと自らの錆びかかった英語で簡単な話をした後、館長さんの話を聞いた。公民館では市町村合併して今までの公民館の捉え方が異なってきて、合併後は公設民営化されて予算は年間150万円の範囲内でやらなければいけないということになった。その限られた予算では公民館が提供できるものに限度があるので、館長さんは「町民の人には自分で学習してもらわなければいけない。」とおっしゃっていた。公民館からの情報発信も予算の関係で限られてはいるが、そのなかで地域住民に対して趣味の教室や講座、時には市長を呼んで講演会を開いて地域住民のニーズや意見を聞こうとしてもどうも地域住民の反応が鈍く参加者も少ないし、駐在の佐々木さんが何回も講座を行っても効果が現れていないのが問題であるともおっしゃっていた。館長さんの話を聞いて何とかしようという思いは伝わってきて、地域住民の意識を変えることは非常に大変なことであると感じさせられた。次にトライウッドの藤川さんと話をしたが、感じたのは話の中で「つながり」ということが大切であると強調されていた。それはまた、トレーサビリティとも表現されていたが重要なのは、例えば、森や林だったらどのような過程やつながりがあってうまく循環しているかということだったような気がする。現在はその循環サイクルがうまく回らずに木材価格が安い、木材が売れないなどの原因から、間伐材の未伐採、森林が荒れる。そのために、大雨が降ったときに土砂崩れが起きて災害が発生する。そのようなことが起こらないためにも藤川さんは様々なアイデアを出して山の山林を保全・活用しようとしているが、行政はその重要さを理解していなくて、藤川さんが考えた森林の計画の予算を3割カットするということらしかった。

これは切り取られた一部分を見るのではなく、何が原因でどのようなことが起こっているかを全体を通して理解しなければいけないということなのではないかと思った。

行政は林業について短期的な視点でしかみていなくて、長期的に森林の手入れを怠るとどのようなことが起こるかを理解していない。家を購入するにしても安いが30年しかもたない家と、少し高いが100年もつ家の違いを本当にわからなければいけないということにもつながるような気がする。藤川さんは本当に熱い思いをもっていて、林業のために自分で様々なアイデアを出して周囲を納得させていける人だと思ったし、藤川さんは僕たちにその思いをさらにちがう人に伝えて欲しい、藤川さんの言葉で「森の伝達者」になって欲しいとおっしゃっていた。僕はもちろん出来る限り藤川さんの思いを伝達したいと思うし、僕が違う人に伝えることでその思いは広がっていき、また藤川さんのところに想いがちがった形となって戻ってくるかもしれない。人の想いにもつながり、流れができてうまく循環したらいいのではないかと思う。

ロハス的考え、木の良さ

夜に地元の人と話をしてまず感じたことは、上津江村の人は本当に自分がやっていることと村に対して、非常に熱い思いを持っているということだった。それはだからこそ田舎の人はよく考え、勉強しているとも感じ非常に自分が勉強不足ということを痛感させられた。


8月4日(木)
荒木

午前:農業体験 トマトのビニールハウス周辺の草刈

午後:農業体験 誘引、サラダ菜シール張り 早川 良一さん宅宿泊

ファーマータナカ
刈払機は、心配したけど、なんとかトラブルもなくできて助かりました。
やった後がはっきり判る仕事は燃えますよね。

今夜は上津江版「田舎に泊まろう」をご堪能あれ。
丹治

●雉谷トマトハウス草刈
・草刈は以前からみたことがあったが,使うのは初めての体験である。松尾さんやめぐみさんに「危ないぞー、」と脅されながらも,機械を動かす。
・草刈の目的は虫の類をトマトハウスに近づけないためである。チョウが一匹でもビニルハウスに入れば何千個という卵を産み,青虫になってトマトの葉を食べることになる。草刈の必要性を知った。
・同誘引作業−先日行ってきた誘引の作業であるが,かなり上達してきたようだ。だが今日は限りなく暑い。気温が摂氏36度なので,ビニルハウスの中は。汗がしずくとなりトマトへの水分補給となるか?今日の誘引作業は午後4時まで続いた。松尾さんは何時までしたんだろう??

●早川氏宅に民宿泊
・実家にとまってきたが民泊ははじめてである。
・上津江地方の一般的な家庭の風景を垣間見ることができた。つまり奥さんは料理をつくったり内職をしたりして家計を助けるが,だんなは昼間は田圃や山,木工所で働いて夜は焼酎を飲んで説教をしているというものである。
・食卓に並ぶ産品は量はすくないが常に種類が豊富に存在している。これは山だからこそできることである。農村でも平地は大量生産型のことを行っているので,単一の種類が大量に食卓に並ぶ。このあたりが農村と山村の違いであろう。つまり体験型や交流型には農村よりも山村の方が向いているようだ。不足する産品は地元の物々交換でなんとかならないだろうか??
・早川宅ではいまだに湧き水で飲料水をまかなっている。これがうまかった。四杯のんだ。
・親父さんのこだわりは水のようだ。先祖代々まもってきたものが道路工事で失われそうになって大変残念がっていた。
・朝食も地元の産品がずらりとならぶ。やはり自宅に呼んだ場合,気をつかわなくていいですよといっても,大量のもてなし品が食卓に並んでしまう。田舎の人はサービス精神がおおせいである。
・こうした宿泊が可能なところはどのくらいあるのだろうか?,体験型である必要があるし,民宿としての個性も必要だろうし,何より:ターゲットは就学旅行生の受け入れ。海っ子山っ子で延長して下流地域の小学校と上流地域の学校の交流を拡大する。(佐々木さん当が講師)


8月5日(金)
丹治

●ふるさと宅急便の包み
10人程度のメンバー(代表・・・)
・年間3(お中元,お歳暮,),3000(6),4000(10)年間会員で12000
10品の中には・・・・4000円でこの量は大変お得。中身は干ししいたけ等の地域の特産品からお母さん方がつくられたものまで多様。
・公民館の隣の旧村立の交流施設に調理場が併設されており,そこで作業を行うことになっている。
・立ち上げ時期は行政のバックアップ,現在では婦人部で自主的に運営している。
・のしとちらしの稚拙さが残念。あたたかい雰囲気を出すか,素朴な雰囲気を出すのか?それとも爽やかな風を送り込むのか?
・中には特別注文で指定の品以外のものを注文してくるお客さんもいる。ゆずコショウ等
・現在のモデルでは250セット(現状)600()くらいが限界か??
・お母さん方と一緒にお中元のセットを作る作業を手伝う。

●トマトジュースつくり
・旧村立の交流施設の一角で田中さん宅のトマトをジュースにしているところがある。
・そのほかにはこんにゃくと豆腐を作っている。
・トマトジュースづくりの工程は@あらい,へた取り,Aジューサーにかける,B1時間ほど煮詰める,C塩を0.2%ほど加える,D瓶詰めをする,E殺菌処理(90℃くらいのお湯で30),E冷却,F梱包。
・この作業を通常は二人のパートさんで行っている。
・この日のトマトの入荷量は11kg,上記の工程を経てできたジュースは181(90?)であった。ちなみに一本が840円。
・ジュースをのませてもらったが,濃厚なトマトの味がして大変おいしかった。
・ジュース以外にもソースの免許ももっていて,トマトの味が落ちるときはトマトソースになる。
・同じ発想で北海道であたっているトマトジュースがある。トマト自体の品質は大変高いのでジュースにしても十分な品質になる。・ジュースは製造後1年間日持ちするので東京や仙台等の遠くの消費地にまで送り,トマトを宣伝することができる。

酒呑童子太鼓見学
・子供の太鼓でも迫力があって,大変面白かった。
・父兄の方に話を聞くもやや空振り・・・周りの方がいらっしゃったのでしゃべりずらいのか,、自分の子供を褒めちぎるのはタブーだったのかよくわからないが,いきなり重たいテーマを持ち込みすぎたようだ。はじめはこちらのしゃべりをして場を和ませて発言できる空気にしないといけないようだ。
・太鼓は1988年に始めて18年目を迎える歴史がある。
・井上裕子先生に話を聞く−これが三時間話しっぱなしだった。大切に考えているのは太鼓を通じて自分で考えて自分で行動する人間を育てることで、基本は教えるが企画,運営はすべて子供たちにまかせているとのこと、すばらしい。
・井上先生は西宮出身,ピアノを長年されていた。
・学校で考えることを教えてもらっていないので,チームワーク等もクラブ活動で養っているが,太鼓ほどチームワークを要するものも珍しい。
・わがままと個性はちがう。
・親御さんと先生で懇談会を作って毎回話し合いをしている。親御さんは子供の成長を通じて子育てに対する考え方を養っていく場としても機能している。
・太鼓を始めると子供の態度が見違えてよくなる。子供には自分を表現する手段が必要である。それは何であってもよいのであるが,それを通じて外の世界とつながる機会を持ち,少しずつ自分にあった世界を選択していくことになる。
・表現する手段がないと子供は走り回ったり,暴れたりするようだ。あれは一種の自己表現だったものようだ。やはり人間自分で考えなければ成長はない。

荒木

午前:ふれあいふるさと宅配便 発送業務

午後:トマトジュース 酒呑童子太鼓交流

午前中は昨晩宿泊した早川さんの奥さんが生活改善グループの宅配便業務を手伝った。生活改善グループの人たちが自分たちで作ってきたみそや梅干、お菓子などをダンボールに詰めていった。

酒呑童子太鼓チーム指導者の井上裕子さんにはあらゆるところで驚かされた。太鼓の練習を熱心に指導するのはもちろんのこと、礼儀や太鼓の扱い方、文章の添削など学校で教えることを井上さんが細かいところまで子ども達に教えているとのことだった。井上さんが特に強調していたことは子ども達に自分自身で何事も考えさせるということだった。会の運営や司会、会での挨拶やほかには太鼓の作曲まで自分たちでやるように指導して自分はなるべくその手助けを少しするだけということに驚いた反面、子どもたちを少し羨ましくも思った。自分はそのように自分で考えるように教えられてこなかったし、当然井上さんのような考えをもった先生もほとんどいなかったから・・・井上さんは子ども達に様々な発表の機会を与えて出来るだけ自分を表現できるようにするということは、非常に将来役に立つことだし、

太鼓は子ども達を指導する手段であり・・・。
ファーマータナカ
 トマトジュースは、今年も御中元に結構利用していただきました。
 贈物として受取ったお客様からの注文があるのは最高にうれしいものです。


8月6日(土)
荒木

午前:サラダ菜栽培

午後:住民合併意識調査 

サラダ菜を栽培しているビニールハウスで働いているおばちゃんたちの元気のよさ、楽しそうな顔をみていると、こちらが逆に元気になった
だから、必ずしも若者がいれば活気が出るというものでもなく、都会から50代ぐらいの人たちが定年後の楽しさや安らぎを求めて農業などに携われる仕組みや仕掛けを作り出せればもっと田舎は人がある程度は多くなるし、活気も出てくるのではないかと

ファーマータナカ
 サラダ菜のオバサン達には、彼等のために、今年も手作り料理を用意していただき、彼等のためにファーマータナカも同席し、彼等のために、(?)残ったお料理も半分位いただきました。 
丹治

●サラダ菜栽培
・サラダ菜の水耕栽培はビニールハウス二つ分の面積(10a程度)
・育苗,苗上,栽培,収穫までがすべてローテーション化されており,年中途切れずに収穫をつづけることができる。
・収穫量は農協出荷分(12/箱×30程度),直販出荷分200株程度,一日の売り上げは5万円程度か??
・それしてもおばちゃんらは元気いっぱいである。上津江の各家庭の主婦は基本的に昼間パートタイムではたらいている。仕事の合間のお茶のみは田舎のコミュニケーションの重要な情報交換の機能を果たしている。
・しかもマニュアル車を平気で運転しよった。

●住民合併意識調査
・日田の合併は郡部が市に吸収されるかたちでの合併で,天瀬町,大山町,前津江町,中津江町,上津江町の5町村が市の枠組みにあわせる形で合併が進行した。
・合併が財政再建にとって必須な津江地区にくらべて,大山町は合併に含みをもたせる姿勢をくずさず,最後まで一枚岩にならずに合併の議論が進行した。最終決着は時期的なもの。
・住民は単に要求しているだけの構図が強い。合併で逆にサービスが向上した点も存在する。
・新市の実施計画書はこれまでの市町村の施策を単にコンサルタントが取りまとめているだけで実効性のかなり薄いもの。結局はどこに予算が下りるかで決まってしまう。議会は形式化しているので市長がどこに予算を降ろすかによって決まっています。
・行政サービスは長い時間がかかるが大きく変化することはない。ただい日田と上津江で状況が大きくことなるものや上津江に職員がいなければならない事態の場合は行政サービスを下げるわけにはいかない。例えば災害情報の送受信と非難勧告等の緊急時の判断等。ほかにどのようなテーマが存在するのか??
・合併して連携が強まるかどうか??

●青年団飲み会
・楽しかった。普段は目上の方を立てながら話を聞くのであるが,今日はかなり対等な立場で話ができてよかった。
・みんなが仕事にプライドをもって望んでいる姿が美しかった。木材加工をしている伊藤さんも,現場で木を切り倒している日隅さんもこの仕事しかしたことないが,極めようとして念をいれて仕事をされていた。
・木を切り倒すということは神々しい仕事である。木材加工はもう一度木に魂を込める作業である。木のよさは彫刻でできるものではなく,触ってぬくもりを感じてこそ木のよさが伝わるものである。藤川さんの語っていた語りが十分に伝わっているようである。・一度は村を出たり,むらの外から入ってきたりして,田舎で働くことをコンプレックスに想ったようだが,今では全員みんなが誇りを持って仕事をしているということだ。
・衝撃的な言葉があった。「俺は若いもんはという言葉はきらいじゃきーー,おれも若いもんじゃきー、彼らの入り口と僕らの入り口は違うだけなのかもしれない。」最近こういうことをわすれてしまっているような気がする。あいつらはこだわりのない世代と定義づけしてしまっている。僕らのスタンスが悪いのか,語り方が悪いのかしらんが,もっとやりようはあるはずなのに問題である。
・どうしたらこうした仕事に対する自身を持った姿勢を育てられるのだろうか?
・また若い世代が特に子育てに対してどのような不安を抱えているのか知りたかった?


8月7日(日)
ファーマータナカ
夕食はスタッフの青木さん宅の好意に甘えて、およばれしました。
運転手役のため、ノンアルコールビール(こういうものまでを飲もうとする涙ぐましい姿勢!!)だったファーマータナカ。アンタは偉い。
いつも飲めない担当の早川氏、 アンタはもっと偉い。
丹治

−そばうち体験
・勇さんの目覚ましがならず,アジロ編みには参加できなかった。。。。
・そばうち体験に参加する。もともと兄のそばうちをみたことがあったのでやや身近なものである。
・参加者は学生から40代くらい,年配まで幅広い層を獲得しているようだ。企画の内容は若手の丸山さんが中心となって進められている。
・今回の内容は

8/6()「フィッシングパーク魚釣り→下草刈り体験→林業の紹介」,
8/7() 「アジロ編み→そばうち→そば試食」

・この体験ツアーは二日間の日程でなんと8000,一泊二食つきの体験ツアーとしては格安だと思う。この二日間でトライウッドの語りを十分にすることができ,藤川さんが言う語り部が毎月10人くらいずつ育っていくのである。
・年間100人程度として,このうち10人でも木材の家を建てれば5,家具を買っても相当の利益につながっていく。楽しい上に儲かればこの上はない。やはり信岡さんの提案されている林業のビジネスモデルをはるかに超える効果をもっている。・良いものであればあるほど,じっくりと語らなければよさを伝えることはできない。

・やはり重要な鍵となるのは「語ることのできる誇りのある商品を造る」,「人の流れをつくりだすこと」特にそれを可能にするためには入り口ひろげ,サポーターを増やし,徐々にこちらの主旨を理解してもらえる人を拡大し,お互いのwin-winの関係に結び付けていくことが重要。
荒木

午前:そば打ち体験

午後:小国町で買い物後、青木さん宅でバーベキュー

午前は勇さんの一件?もありアジロ編みがなしでそば打ち体験をする。そば打ちはきやどん体験ツアーの一部で僕たちはそのなかのそば打ちだけをやることのようだった。参加者に大学の研究室が合同で来ていたので、お互いのことを話したが、ふと感じたのは外部から来た人たちはその地域の核の情報・人へつながりにくいのかな〜と。

僕たちは地域インターン事業で上津江町に来ているので勇さんに上津江町の熱い思いを持った人たちに簡単に会えるが、ツアーに参加しただけでは例えば、彼らは森林に関することを研究しているのに藤川さんの話・ビジョンがあまりわからない。このようなことを解消するために上津江町の熱い思いを持った人たちと外部の人、実は上津江町の人々もであるが何かインターフェースのようなもの、簡潔に思いが伝わってくるものが必要なんじゃないか。そば打ちが終わって帰る途中に商店に寄ったがなぜか商店のおばさんが僕らのことを知っていた。不思議に思っていたらおばちゃんが「あんたら、これやろ」と言って新聞を差し出してきた。見てみたら先日ニューファーマーズファクトリーに取材に来ていた大分合同新聞にでかでかと僕らが記事として載っていた。あんまり長い話でもなかったのに、よくこんな大きく取り扱ってくれたな〜と驚くやら、嬉しいやら・・・宿泊先に帰ってきてからも隣のおばさんが突然新聞を持ってきてくれて、僕たちのことを教えてくれた。上津江町では少し有名になったかな〜と満更でもなかった。

青木さんの家に呼ばれて今夜の夕食は庭でバーベキュー。青木さんの家に行く途中、かなりの大粒の大雨が降って家についても雨がやまなかったが、しばらくして雨が小ぶりになってから火起こしを始めた。それから各自で自分が食べるものを火で焼いていったが、新鮮だったのは小麦粉を焼いてパンにして食べたことだった。今までこんなことはやったことが無いし、また面白かったのはどのように焼けばおいしく焼けるか、どういう形にすれば面白いかなどを自分で考えて、工夫してやることだった。失敗すればパンがまずくななったり、黒焦げになったりして、成功すれば人にほめてもらえるし、おいしいしと結果がダイレクトに自分に返ってくるところが良かった。子どもたちも楽しそうにパンを焼いていたし、これは地元に帰ったらやってみたいな〜と思った。人がうまく育つ「場」というのはこのように結果がダイレクトに返ってくるところ、またうまくいったら誰かが評価してくれるような場所という条件があるとすごく機能するのではないかなと感じる。          

何か外部の人も地元の人もここに行けば情報が集まる、人に会えるという「場」をつくることが人や情報をつなげるきっかけになるのではないか?

青木さんの奥さんの話や青木さんの話は何か自分の想いや経験など何らかのフィルターを通して話をしている。それは悪いことではなく、聞くほうはそのフィルターを通して話をしているということを頭に入れて話を聞くことが大切なのではないかと感じた。


8月8日(月)
丹治

・片仁田トマト収穫
−二週間すごさせていただいて初の片仁田での収穫になった。雉谷とは品種が同じであっても育て方が異なる。甘みと日射量は関係があるのだろうか?
−雉谷にくらべて一本一本は大変大きく成長しているが,株が古いものが多く,病気におかされているトマトを多数発見した。

・肥料づくり
各種の化学肥料を合成して,トマトの肥料になるものをつくる。
A(硝酸カリ,硫酸マグネシウム,ホウ酸,・・・),B(硝酸石灰,キレート鉄,硝酸カリ)がある。
−原料の部分を見るとややトマトに対する愛着が低下するか??
中国産の肥料は品質が良くないようである。(硝酸カリ)

・播種
−桃太郎16株とその他耐性の強い品種を4株づつ植えることにした。
−作業自体は大変単純であるが,このトマトが大きく育っていくことを見てみたい。・・・・と考えているとひとつのアイディアが浮かんだ。

・道の駅訪問(水辺の郷)
−以前は赤字経営であったが,消費者の需要にあった産直店づくりで売り上げ成績を伸ばすことに成功した。
−今後は海側の道の駅の販路開拓,都市側の消費者への直接販売等をおこなって,顧客の獲得と売り上げを拡大する方向を目指していく。
−響きの郷との連携効果を強め,ともに黒字転換を目指していく。
−今後全国にある道の駅は6割が赤字転落するとみられている。基本的には公共セクターが設置した施設であるので,赤字は補填しながら補っていく形式になってしまう。
−確実に民間への払い下げと取りつぶしが起こるはず。上津江の道の駅はどうなるか?
−うまく質問できず結構話をはぐらかされた。。。

・販売店回り
日田生協,木の花ガルテン,小国町のスーパーと3軒まわった。
−日田生協は指値で買取をしてくれているようだ。これは商品がよいので直接契約を結ばせてもらっているとのこと。よいものをつくれば有利な条件で販売するというのが基本,さらにサラダ菜もセットで販売しているようだが,こちらは売れ行きがあまりよくない。いっそのことサラダ菜とトマトをセットでお惣菜コーナーで扱ってもらい,価値の高いものをつくってもらってはどうかとも思う。しかしそれではさばける量が少なくなるか??
−スーパーの産直コーナーを見た。一般売り場のものと比較しても特に大きな変化はない。値段も量も同じ程度の商品であるのに,生産者の写真と文句が入っているとよく売れるようだ。消費者は産直の雰囲気を味わっているだけで十分なのだろうか?杖立て温泉の直売所(市場から仕入れたもの)が売れるのも,水辺の郷の商品が売れるのも,同じ原理か。
−木の花ガルテンに商品を出す。大山町の店舗だけではなく,周辺の5店舗に配送するシステムがあるようである。都市側にアンテナショップを構築し市場を獲得することは,直販の販路拡大のセオリーになりそうだ。この市場開拓力が流通と生産者をつなぐ糸になりそう。
−木の花ガルテンで食事をする。地元の農産物??をつかった地元の料理を出している点がすばらしい。ここにこなければ食べられない料理が並んでいる。味もしっかりしていて、はずれがない。バイキング形式なので人件費も抑えることができる。理にかなった仕組みのように思うが。。。。
−周辺で売るポイントの開拓は,田中さんが熱心に行っているようだ。おそらく周辺店舗の特性すべてを把握されているだろう。

荒木

午前:農業体験 トマト収穫→肥料をつくる

午後:種子を植える→農協出荷→サラダ菜シール張り→道の駅回る(水辺の郷で話を聞く)日田市に出荷(COOP)→木の花ガルテンで夕食→フレイン出荷

午前は今回の農業体験で初めて片仁田でトマトの収穫作業を行う。こちらは雉谷のビニールハウスとは違って水平放任栽培という誘引する必要がない栽培方法であるが葉や茎に枯れている部分が目立った。前回丹治君が一緒についていった出荷が今度は自分の番ということで田中さんと軽トラックで農協に行った。農協ではきゅうり、しいたけが出荷されているところを見かけて、きゅうりが等級別に値段がついていたが来ている人の話を聞いてみると等級によってはきゅうりが一本4円程度で取引されているようだった。一本4円では利益がでるのに何本作ればいいのかということを考えると、かなり大変なことになる。市場の需要の情報をある程度把握できれば、生産者のほうももう少し出荷の量の調整などを工夫してできるのだが、現段階では生産者は弱い立場にあることは否めない。農協に出荷した後、今度は3人で出荷に行った。その途中で水辺の郷とその近くにあるひびきの郷の責任者の山内さんの話を30分ほど聞くことができた。話を聞くと上津江町の道の駅であるせせらぎの郷とは明らかな経営者の意識の差があるように感じた。山内さんがやったことはまずお客さんの声を聞くこと、そしてその声をすぐに売り場に反映させて売上を伸ばしたことである。最初は店舗に占める農産物の割合が10%程だったのを、農産物を求めるニーズが高いことがバスの運転手などの話から知って、約40%に増やしたことである。また、道の駅の前にある幹線道路の交通量が午後2時から5時の間が多いことを調べ上げて、その時間にくるお客さんを逃さないために品物を供給できる体制を作り上げたことである。「お客さんの話を聞くこと、自分でアイデアをひねり出すこと」をきっちり行っている、第3セクターが多い道の駅には優れている経営者もいるんだなと感じた。しかし、ひとつ疑問に思ったのは僕たちの話が終わったのは5時から6時の間ぐらいだったと思うが既に店を閉めていたことである。それも何か考えがあってのことなのだろうか?

山内さんの話を聴いて、人の話を聞いておいて損はないなあ、どこかでふっと思い出して役に立つときがあるのかなと・・トライウッドの藤川さんなど熱く語ってくれた人たちは言っていたがなんとなくその気持ちが分かる気がした。

大山町が学校の先生に道の駅で研修させていること

ファーマータナカ
 日程の都合で、当社の中心的施設での体験が今日になってしまった。
 今はたまたま収量は少ない(本当はこういうことではいけないのであるが)が、こういう農業もあるということを知ってほしいという事です。

 市場外流通についての情報収集のため、山内店長に時間をさいていただいた。感謝!!


8月9日(火)〜
荒木

午前:農業体験 トマト収穫→蔕きり→選別→箱詰め

午後:レポート作成 ソフトバレー

今日は最後の農業体験でトマトを収穫した。前回の片仁田のトマトと違ってこちらは元気なトマトが多く実っていた。もうトマトの収穫は幾分慣れてきていたので下から株を一本一本トマトが実っているか確認しながら、株を軽くつかんで見落としのないように正確さとスピードを重視してやってみた。今日は最終日のレポート報告が迫っているので、田中さんが配慮してくれて午後はレポート作成に時間をあけてくれた。そして、夕食はゆきえさんや青木さんが夕食を作りに来てくれて、早川さんは夕食を持ってきてくれた。仕事が終わって疲れているなかで、わざわざ自分たちのためにいろいろ気を遣ってくれて本当に感謝したい。夕食が終わってお腹一杯になった後、振興局の体育館でソフトバレーをやった。正直こんな小さな町にはずいぶんと設備のいい体育館だなと思ってしまった。現在は合併で予算が削られていく中で、一体お金の優先順位はどうなっているのだろうかと考えざるを得なかった。合併は悪いことばかりではないのではと外部から来た自分の視点では感じる。どこの自治体でもそうなのかもしれないが使うべきところに予算はいっていなくて、必要でなさそうなところに予算が回っているのではないかと疑問が生じてしまう。暗いことばかり書いても仕方が無いので、バレーの話に戻るがバレーは非常に楽しめた。外から来た僕らを皆は何の抵抗も無く受け入れてくれて、直ぐに溶け込めた。それはバレーだけでなく、他のニューファーマーズファクトリーの従業員などの人たちにもいえることだろう。そのような居心地のよさは都会にはあまり無いものではないかと考える。今住んでいるところは4ヶ月ほどになるがどんな人が住んでいるのかはあまり知らないし・・・

田舎は知っている人ばかりで窮屈な場面もあるかもしれないが、人のつながりの深さを感じるのはやはり田舎のほうが強いのではないかと思う。

ファーマータナカ
 丹治、荒木両氏は、体験報告会やレポート作成に向けて、いよいよお尻に火がついた状態。
 ファーマータナカは「トマト黄化葉巻病」というウィルスの逆襲に遭いながら、トマトの泊り込み研修会が入り、こちらもおおわらわ。
 会長(妻)は私用で途中から、実家に行っており、てんやわんやのまま一気にクライマックスへ突入となった。
 その反面、当社のスタッフは、通常の作業はもちろんの事、分担してかれらの食事の世話、送別会の準備と実施等、降って沸いたような驚異的なチームワークを見せ、彼等とファーマータナカを支えたのであった。
送別会のメイン企画だった、そーめん流しの水の音が、一服どころか満腹の清涼剤だった。

丹治君、荒木君ほんとうにご苦労様。
ありがとうございました。




             
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