
ソリデオ・パオリーニとの議論
アントニオ・ソッチの書物『ファチマの第四の秘密』は実際ファチマの第三の秘密の二つの別々のテキストがあるという教皇ヨハネ二十三世の前の秘書カポヴィッラ大司教の決定的な証言を含んでいる。
『預言を軽んじてはいけない』という表題のファチマに関する書物の著者であるソリデオ・パオリーニという名前のイタリアのジャーナリストはカポヴィッラ大司教にインタビューを行い、ソッチ氏にカポヴィッラ大司教の証言を提供した人であった。 今年初頭に私はカポヴィッラ大司教との彼のインタビューに関していくつかの質問をパオリーニ氏にする機会を得た。 私はパオリーニ氏に、なぜカポヴィッラ大司教の証言が重要なのか、説明を求めた。 「ロリス・フランチェスコ・カポヴィッラ大司教は教皇ヨハネ二十三世の個人秘書でした」とパオリーニ氏は言った。「ヨハネ二十三世はファチマの第三の秘密を入れた封筒を開けられた最初の教皇でした。教皇ヨハネ二十三世がその封筒を開けられたとき、カポヴィッラ大司教は彼の秘書として同席していました。ヨハネ教皇からの口述筆記を取りながら、この後で彼はその封筒の外側の上に第三の秘密についてのヨハネ二十三世によって与えられた判断を書きました。それゆえ彼は非常に重要な証人なのです。」



イタリアのジャーナリスト、ソリデオ・パオリーニは教皇ヨハネ二十三世の前の個人的秘書であるカポヴィッラ大司教から、第三の秘密の二つのテキストがあるという証言を得た。
カポヴィッラ大司教との彼の会合の簡単な要約を求められたとき、パオリーニ氏は次のように話した:
「私は2006年7月5日にソット・イル・モンテ(ある町の名前)の彼の家でロリス・フランチェスコ・カポヴィッラ大司教に会いました。この最初の会合以来、われわれの私的な会話の間、彼は二つのテキストの存在について、あるいは少なくとも第三の秘密に関して明らかにされていないある種の事柄について何かあることを暗黙のうちに、しかし明白に私に理解させてくれました。私が[秘密について]彼に質問したとき、彼は文字通りこう答えました:『いいえ、ご覧なさい、それは公式的に明らかにされたのですから、私は、たとい私がそれ以上何かあることを知っているとしても、公式的な文書において宣言されたことにとどまらなければなりません。』そしてその時点で、彼は『たとい私がそれ以上何かあることを知っているとしても』というそれらの言葉を言ったとき、皮肉っぽく微笑みました。私はそこにいたのですから、彼の態度から[ヴァチカンによって]2000年の聖年の間に明らかにされたこと以上の何かあることが存在するということはあきらかであるということを見ることができました。」
「しかし電話での話の間にカポヴィッラ大司教が私に言われたことはそれ以上の確実で明確な証拠でした。彼が[私が彼に送った質問に対してメールによって]私に彼の答を送ったとき、私は彼を電話に呼び出しました。そして彼は私の質問に対する解答を私に与えました。私の質問は文字通りに次の通りでした:『それでは閣下、教皇パウロ六世が第三の秘密を読まれた[であろう]二つの日付、1965年3月27日と1963年6月27日[これらの日付は別の資料によって確証されています]に関しては、それらは、実際第三の秘密に関して二つのテキストが存在するがゆえに両方とも正しいのですか?』私は彼にこのことを率直に尋ねました。彼はしばらくの間沈黙しておられました。それから彼は私に文字通りに次のように言われました:『まさにその通り』(Per l'appunto)。これは人が与えることができる最も明白な確証です。」
ソッチ氏の『ファチマの第四の秘密』がパオリーニ氏のカポヴィッラ大司教との文通と会話について正確な説明を与えたかどうかと質問されたとき、パオリーニ氏はこう答えた:「アントニオ・ソッチは彼の書物『ファチマの第四の秘密』において一つの完全なそして正確な仕方でカポヴィッラ大司教との私の会合、私の電話対応そして私の文通の説明を報告しました。私はこの書物において言われたあらゆる言葉をどれも確証します。」
「カポヴィッラ大司教は彼の証言のいずれに関してもそれを撤回されませんでした。」とパオリーニ氏は言った。「彼がそこで彼の証言のあるものを撤回している彼から出たいかなるテキスト、いかなる陳述、いかなるインタビューもありません。これは非常に重要なことであり、そしてそれ以上の決定的な証明のしるしです。なぜなら、ア・プリオリに彼が彼の諸々の証言を否定することができる、あるいは彼がそうするように他の人々によって強制される、ということは可能だったからです。彼がソッチの書物の出版の後5ヶ月の間(そしてその数ヶ月の間その書物はまた多くの騒動を引き起こした!)いかなる否定的な陳述をも発表しなかったという事実は多くのコメントを必要としません。」
ソッチ氏の書物に対するカポヴィッラ大司教の反応は何であったか、と私は尋ねた。
「私はカポヴィッラ大司教がソッチの書物を読んだときの彼による直接の反応を知りません。」とパオリーニは答えた。「なぜなら、それについて彼からの公式的な陳述は何もありませんから。いずれにせよ、いくつかの手がかりに基づけば、私は彼の反応について何らかのよく基礎づけられた判断を推定することができます。」
パオリーニはこう説明した:「まず第一に、私は彼の資料を受け取ったときに彼に感謝の意を表わすため電話をかけました。その電話は私に対する幸運を祈る挨拶で終わりました。私は彼が私に与えてくれた利便とすべての情報 - もちろん彼が言うことを許されたことの限界内で - に対して彼に感謝しました。そして彼は友情に溢れた調子で「うまくいったね」と言って電話を切りました。明らかにそのような友情に溢れた通知は明らかにカポヴィッラ大司教がすでに、彼の陳述や情報が出版のために用いられたということを知っておられたということ、そして彼が私にこれらの事柄を他言無用のものとして保っておくようにと私に告げられなかったということを示しています。ところで、私は、ソット・イル・モンテで最初に個人的に彼に会ったとき、彼が私に明かそうとしている情報を他言無用のものとして保っておくべきかどうか彼に尋ねた。そして彼はこう答えた。『いや、いや、ひとたび何かが言われ書かれたら、それは言われ、書かれていることです。』ですから、彼はすでに、彼の証言がいつか公表されるであろうということを知っておられたのです。そして彼はそのことに反対ではありませんでした。彼は本当にこれらの詳細な事柄を公表されるべく私に与えたのです。」
パオリーニ氏は続けて、彼がソッチ氏の書物が出版される一週間前にカポヴィッラ大司教に会った、そしてその書物はまだ出版されていなかったけれども、『カポヴィッラ大司教がその書物の内容をすでに知っておられたということは明らかであった』、特に『出版局の編集スタッフの内部ではニュースをリークすることは一般的なことである』から、と言った。パオリーニ氏のカポヴィッラ大司教との会合は建設的なものであった。そしてカポヴィッラ大司教はソッチの『ファチマの第四の秘密』の内容については何らの留保をも表明されなかった。
今年5月にベルトーネ枢機卿がソッチ氏に反対する彼の書物を出版した直後に私は再びパオリーニ氏と文通する機会を持った。
パオリーニ氏はベルトーネ枢機卿が彼の書物においてソッチ氏および他の人々によってなされた道理にかなった諸々の反対に対していかなる論理的な議論も提供しなかったと説明した。この書物はこの高位聖職者にいかなる厳しい質問もしなかった枢機卿の「一人のこびへつらうインタビューアー」と彼が呼ぶところのものの助けを得て書かれた。例えば、そのインタビュービューアーはベルトーネに次のような率直な質問を決してしなかった:「シスター・ルチアは『ポルトガルにおいては信仰の教義は常に保たれるでしょう、等々』という文言を完成させる何かあることを書いたことがあるかどうか」と。
パオリーニ氏は、ベルトーネが彼の書物の中で、第三の秘密は教皇ヨハネ・パウロ二世に対する失敗した暗殺の試みについての予告以上のものではないと今なお主張している、と私に告げた。それは世俗新聞においてさえ多くの人々が笑うべきものであると見たほどにばかげた解釈なのである。
パオリーニ氏はまた教皇ベネディクト十六世がソッチ氏にソッチ氏の書物を支持して一通の美しい手紙を書かれたとも述べた(この号の42ページを見てください。)
私はベルトーネの書物が論争を終わらせると彼が信じるかどうかを尋ねた。パオリーニ氏はこう答えた。「ベルトーネの書物は論争を増大させるでしょう。」彼は枢機卿の目標がこのことに関するヴァチカンの立場に異議を唱える者は誰であれ『真のカトリック教徒ではない』ということをほのめかしながら、『その問題に関するどんな理性的かつ自由な論争をも止めさせること』であると述べた。しかしパオリーニ氏はこの種の高圧的で筋の通らない対処の仕方は実際にヴァチカンそして教皇御自身を傷つけ得ると言っている。
パオリーニはこう言っている:「多くの新聞の内部でそしてローマ・クリア内部でさえ、これ[ベルトーネの書物]は一つの嘲笑の的となってしまった。ベルトーネ枢機卿は何に対しても真面目に解答を与えることなしに一冊の書物を書いた。秘密に関する信じられないほどの多くの事実や情報に対して、意味をなさない事柄に対して、秘密に関する非常によく基礎づけられた主張や反対に対して、彼は単純に'ipse dixit(私はそれを言った、それゆえそれは真である)'と言いながらそれらを退ける。」
彼はさらにベルトーネ枢機卿が彼の書物の中で「第二ヴァチカン公会議はファチマよりももっと重要である」と主張していると述べている。
秘密の二つのテキストが存在するという事実に関するカポヴィッラ大司教の強力な証言についてはベルトーネ枢機卿の書物は大司教による陳述を認める以上のことは何もしておらず、それに対する反駁を全く提供していない。

The Explosive Testimony of Archbishop Capovilla へ
作成日:2007/09/04
最終更新日:2007/09/23
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