ファチマの聖母マリア

世界の奴隷化か、それとも平和か...
それは教皇にかかっている

ニコラス・グルーナー神父と他のファチマ専門家たち

ロシアはファチマの聖母によって
命じられた定式においてマリアに
奉献されたことは決してない

ロシアがファチマの聖母によって要求された特殊的な1929年の仕方に従ってマリアの汚れなき御心に奉献されたことは決してないということを是認することにおいて Paul Augustin Mayer, O.S.B.枢機卿に最近もう二人の枢機卿が加わった。三人の教皇補佐役レベルの枢機卿は四つの集会の間に、十二ヶ国から来た少なくとも十五人の証人たちの前で、ファチマの聖母の要求なさったロシアの奉献が、広まった反対のまゆつば的報道にもかかわらず、決して果たされたことはなかったと結論された。

世界平和への第一歩

二つの最近のマリアに関する公表が次の人々によってなされた:( a )1987年11月26日のローマでカリフォルニアからの一人の証人の前で、そして再び1987年12月7日にニューヨークからの三人の証人の前で、Alfons Maria Stickler, S.D.B. 枢機卿によって;そして( b )1988年1月27日にニューヨーク・シティにおいて、一人のニューヨーク州在住者の前で Joseph Ratzinger 枢機卿によって。

四人の証人との三回の会合

1987年11月26日 -- ロスアンゼルスの David Martin との私的な約束。スティックラー枢機卿は、ロシアの奉献を要求する、教皇への手紙の「伝達の道具」であることに同意した後で、教皇がロシアを奉献されるかどうか疑問に思った。というのは教皇は彼の司教たちの支持を欠いているからである。スティックラー枢機卿はこう言われた:「彼ら(司教たち)は彼(教皇)に従わない!」と。枢機卿は、ローマの司教に従わないのは、単にアメリカの司教たちだけではなく、全世界の司教たちであるとつけ加えられた。

77歳になる枢機卿は教皇に従わない司教たちに言及しながら、こう結論された。「われわれは強くあらねばならない。あなたたちの司教たちに抵抗しなさい。彼らに従ってはならない!」

1987年12月7日 -- ニューヨーク・シティからの Micael Mangan と Francis Harrington との私的約束。教皇ヨハネ・パウロ二世はなぜロシアの特別の奉献というファチマの聖母の要求をまだ守っておられないのかという質問に対してスティックラー枢機卿は答えられた。枢機卿はこう言われた。「教皇ピオ十二世は、彼の全世界の奉献の中にロシアを含めて、すでにロシアを奉献なさった。しかしそれはファチマの聖母によって要求された形式においてはなされなかった。」教皇ヨハネ・パウロ二世が奉献はすでに果たされたと信じておられるかどうかについて意見を求められたとき、枢機卿はこう答えられた:「それは教皇の決定であって、私の決定ではない。司教たちの何人かは教皇に同意しないであろう。教皇はおそらくこう言われるであろう。『司教たちは私に耳を貸さないであろう。それゆえ私はそうしたくない!』と。」彼はこう結論した:「奉献はなされていない。諸々の条件は満たされていない!」

1988年1月27日 -- John O'Connor 枢機卿と証人 Elizabeth Rooney を含む1000人の人々が出席した、ラッツィンガー枢機卿がエラスムスについて講義したニューヨーク・シティの聖ペトロ教会。講義の後、個人的な求めに応じて、ラッツィンガー枢機卿はその司祭としての祝福を与え、そしてそれから彼女の奉献の要求に確証の七語をもって答えられた。「[枢機卿]閣下、 私はあなたに、教皇ヨハネ・パウロ二世が、直ちにそして世界のすべての司教たちと一致して汚れなきマリアの御心にロシアを奉献なさるよう求めたいのです。」ラッツィンガー枢機卿は答えられた:「私はそれがなされるべきであることを知っています![I know it has to be done!]...その意味は1988年1月27日までには奉献はまだなされなかったということである。

枢機卿たちに拍手

教皇とすべての司教たちに対するファチマの聖母の特殊的な要求が満たされないままになっているという彼らの個人的な承認に関してわれわれはスティックラー枢機卿とラッツィンガー枢機卿にたいへん恩義がある。われわれはまた、ファチマの聖母の特殊的な要求がいまだに果たされていないという彼の初期の承認に関してマイヤー枢機卿に恩義がある。われわれはインド、マドラス出身の出版業者 Viktor Kulanday と他の十一ヶ国からの彼の仲間たちの前での1987年10月25日の公表に関して Paul Augustin Mayer 枢機卿に感謝する。

キリストの御母の1917年から1929年にかけての要求に対する教会内の他の人々による継続している無関心の極端に不幸な結果は、共産主義ロシアによる1億人以上の死者と全世界の奴隷化を意味し得る。

司教たちを義務づける世論

われわれは、ローマ教皇補佐役の三人の枢機卿によるこの承認が、それによってこの最も緊急のロシアの奉献が最終的にファチマの聖母の要求に従って起こる世論を形成する助けとなるであろうということに希望を持っている。なぜなら、そのことは非常に遅いのであり、またわれわれが世界に平和をもたらし、キリスト教文明を救うことについて持っている一つの希望に対する何人かの司教たちによる反対がなお存在しているからである。

それゆえに、われわれは努力を倍加しなければならない。われわれは世論を動員しなければならない。なかんずくわれわれは家庭、近隣社会、われわれの都市の中に、そして世界中にロザリオ十字軍を持たなければならない。われわれは遅すぎるようになる前にこのことを今しなければならない。

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2004/12/11 三上 茂 試訳

作成日:2004/12/11

最終更新日:2004/12/11

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