ファチマの聖母マリア

世界の奴隷化か、それとも平和か...
それは教皇にかかっている

第 XII 部

ニコラス・グルーナー神父と他のファチマ専門家たち

われわれの敵どもに対する聖母の愛すべき計画

戦闘的無神論者たち(東の共産主義者たちと西のフリーメーソンたち)の知的誤謬の基礎全体は、諸々の個人、家庭、集団、都市、国家そして全世界さえが、万物の創造主が含まれることなしに、平和、繁栄そして幸福のうちに機能することができるという理論である。これらの敵は恩寵、啓示、教会、そして秘蹟は必要ではないと誤って主張する。彼らはこれらの異端的かつ背教的な理論に従ってわれわれの生を生きるために、彼ら自身を組織し、われわれ一人ひとりを含む全世界を組織しようと努める。彼らがそうできるところでは、彼らは転覆によって、そして公然たる軍事力によって彼らのマルキシズムと世俗主義を押しつける。彼らはわれわれの生活をそのすべての種々の局面(われわれの生活の私的、家庭的、教育的、市民的、政治的、そして経済的な局面)において支配しようとする。彼らはわれわれを神の助けから切り離そうと努力する。彼らは、それなしには男も女もあるいは子どもも皆神の掟を守ることができないこの恵みをわれわれに与えるためにその尊い御血のすべてを流して亡くなられたイエズス・キリストの恵みなしに、われわれが存在するように、教会と秘蹟からわれわれを切り離すために戦う。

神の恵みは、われわれの共同救済者たるマリアの助けと共にわれわれの救世主キリストによってわれわれのために勝ち取られたということを思い起こそう。恵みは天において統治しておられるキリストからすべての恵みの仲介者にして与え手である聖母を通じてわれわれに与えられた。そしてそれはローマ・カトリック教会を通じて、救いのための必要な手段である七つの秘蹟を通じて、われわれに与えられている。「あなたが人の子の肉を食べないかぎりあなたは永遠の生命に入らないであろう -- 私なしにはあなたは何もすることはできない。」神の恵みなしにはわれわれはわれわれ自身と、われわれの家庭、われわれの隣人たちと平和のうちに暮らすことはできない。神の恵みなしには、われわれの市民社会および国家の基礎は堀り崩される。神の恵みなしには、人類全体そして社会全体はこの世においては暴力、死そして無政府の中に沈められ、この世の生が終わった後に地獄における永遠の死のうちに沈められるであろう。

このように社会主義者と共産主義者は、社会は社会主義的な制度によって救われるであろうと約束する -- しかしこれは実践において見られ得るように、偽りである。聖パウロ自身聖書の中で、もし救いが律法あるいは他の何かあるものを通じて来るならば、そのときキリストは無益に死なれたことになると指摘している。換言すれば、もしもし諸々の個人あるいは社会が何かある日常的なものによて救われ得るならば、そのとき、キリストにとって御自分の生命をわれわれのために十字架上で捧げられることは無益であったということになる。しかし、永遠の智慧であられるキリストは無益なことを何も為されなかった。

われわれは戦闘的無神論者たち -- 共産主義者たち、フリーメーソンたち、そして世俗主義者たち -- の諸々の誤謬を拒否しなければならない。

個人の霊魂の救いは十字架の上でのキリストの死によってわれわれのために勝ち取られた神の恵みを通じてのみわれわれに来る。あらゆる男、女そして子どもがその日々の義務を果たすことができるのはただ恵みを通じてのみである。人類が神が意図なさったように平和のうちに生きることができるのは神に指定された彼らの義務を果たす社会の非常に多くのメンバーの実行によってのみである。それゆえに、社会が飢餓、戦争、抑圧そして不正からの自由を達成するのはただ神の恵みを通じてのみである。

それゆえ、戦闘的無神論者は恵みの手段を攻撃することによって、あなたの霊魂の敵である。彼はまたあなたの地上的な平和、幸福および自由の敵でもある。われわれは彼の回心のために祈るに十分なほど彼を愛さなければならない。善によって悪を克服しなさい。愛によって憎しみを克服しなさい。今日あなたを迫害するすべての人々のために祈りなさい。ファチマのメッセージに心を留めなさい -- 「罪人たちのために祈り、彼らのために犠牲を捧げなさい。なぜなら、多くの霊魂は、彼らのために祈ってくれる人を誰も持たないために地獄に行くからです。」

2005/02/11 三上 茂 試訳

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作成日:2005/02/11

最終更新日:2005/02/11

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