祝せられたおとめマリアの鑑

ザクセンのコンラート
三上 茂訳

これは"The Mirror of the Blessed Virgin Mary"を翻訳したものです。テキストはEWTN Libraryからのものです。EWTN Libraryのテキストでは作者はSt.Bonaventureとなっています。英訳者と原典を探して昨年来苦労しましたが、先日アメリカの"Franciscans of the Immaculate"のRev.Fr. Peter Damien Mary, FI, STDから以下のことを教えていただきました。長い間聖ボナヴェントゥラの作だとされてきたこの「祝せられたおとめマリアの鑑」は実は聖ボナヴェントゥラと同じ時期のフランシスコ会の少し年長の修道士、ドイツ、ニーダーザクセンのコンラート(Fr. Conrad of Saxony)によって書かれ、その原題は"Speculum Salutatio Beatae Mariae Virginis"であるということ、そして英訳は1932年にSr. Mary Emmanuel, OSBによってなされたということでした。ここに記してDamien師に感謝の意を表します。原文のラテン語テキストが見つかれば、改めてそれから翻訳したいと考えています。聖書の引用には日本聖書協会『聖書 新共同訳』を使用させて頂きましたが、場合によってはテキストの英語からのわたしの翻訳を使った個所もあります。

目次

序言
1.天使祝詞について
2.現実的な罪の三重の禍い、本来的な悲惨の三重の禍い、そして永遠の罰の三重の禍いからのマリアの自由
3.マリアという名前の意味
4.祝福されたマリアの名前はすべての悪徳から自由であり、そしてあらゆる徳に満ち溢れている
5.祝福された乙女マリアの恩寵は真であり、広大であり、多様であり、そして非常に有益である
6.マリアにおける四重の恩寵−賜物の、話の、特権のそして報償の恩寵
7.マリアにおける九つの充実−それは栄光における天使たちの九つの合唱隊を表している
8.マリアはすべての賜物を主と分かち持つ
9.「主おんみと共にまします」
10.神の娘、母、許嫁そしてはしためであるマリア
11.マリアはマリア自身のためにそしてわれわれのために適切に曙に比較される
12.若枝あるいは幹、そして花咲く幹であるマリア
13.王と共に宮殿に入る女王に比較されるマリア
14.マリアはその恩寵の充溢、その御子の威厳、その慈悲の多さ、その栄光の大きさのゆえに祝福されている
15.マリアは七つの主要な悪徳に対する七つの徳によって祝福されている
16.祝福されたマリアの胎内の御子は誰であり、何であったか
17.祝福されたマリアの胎内の御子は誰に属するか、そして御子は誰に帰せられるか
18.マリアの胎内の御子の諸結果は、そしてその十二の利益は誰に必要であるか

最終更新日:97.07:20

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