ファチマの聖母マリア

中国:世界平和に対する今日の脅威

The Fatima Crusader, Issue 65, Autumn 2000より

アンドルー・M.セザネク

1917年7月13日、ファチマでの聖母の御出現の間に聖母は3人の幻視者たちに次のことをお話になった。

「...私は汚れなき御心へのロシアの奉献と初土曜日の償いの聖体拝領を求めるために来るでしょう。もし私の要求が聞き入れられるならば、ロシアは回心し、平和が来るでしょう。もし聞き入れられないならば、ロシアは、戦争を引き起こし、教会を迫害しながら、その誤謬を世界中に広めるでしょう。善人は殉教し、教皇は多く苦しみ、さまざまの国が絶滅させられるでしょう。

最後に、私の汚れなき御心が勝利するでしょう。教皇はロシアを私に奉献するでしょう。そしてロシアは回心し、平和の一時期が世界に与えられるでしょう。」注1)

世界は聖母が約束なさったようなマリアの汚れなき御心へのロシアの奉献の後に続くはずの平和の時期を享受しているのか?それとも、世界大戦の脅威が、さまざまの国家が「絶滅させ」られる現実の可能性をもって近い未来に、われわれの地平線上に現れているのか?

The Fatima Crusader(Autumn 1997)55号におけるフランク・ミラー(Frank Miller)による、「特別報告:中国共産主義者たちは合衆国を標的にしている」という論考は、合衆国政府が「(利益のために)アメリカの最も防護された軍事技術と兵器体系とを、それ自身の表明によって世界覇権と合衆国の絶滅に捧げられている一つの共産主義権力に譲渡したとき...そして中国赤軍にアメリカとパナマにおいてこの最も戦略的な運河の両端に軍事基地を許しているものとして、中国の今日の権力の座への登壇を説明した。注2)世俗の新聞と世俗のニュース情報源が、世界大戦の脅威と(ロシアの援助での)中国の現在の戦争準備に関して過去数ヶ月に何をわれわれに告げているかを見てみよう。

極東における戦争の脅威

2000年9月18日にWorld Net Daily の報告(「多くの前線における戦争」)においてJ. R. Nyquistはわれわれにこう告げている:

「われわれは今中国、イラクおよび北朝鮮における激しい軍事行動についての報告を聞いている。4月27日には人民解放軍が台湾の反対側の中国沿岸にある諸々の基地に軍隊を配備するよう命令した...北朝鮮においては共産主義者たちからの平和と友情についての最近の話にもかかわらず、脅威的な兵力展開と進行中の軍事大演習があった。」注3)

J. R. Nyquistは続けてわれわれにこう告げている:「北朝鮮は多年にわたってその軍事力を増強してきた。北朝鮮の脅威に関する最近の合衆国諜報機関報告によれば、北朝鮮の120万人の戦闘部隊の70%が非軍事化地帯の100キロメートル以内に前進配備されている」が、その数は韓国軍をほとんど2対1でオーバーしている。Nyquistはこうつけ加えている:「圧倒的な攻撃に続いて突然のそして破壊的な爆撃の可能性は無視されえない。」注4)中国が北朝鮮の強い同盟国であることに注目しなさい。

Nyquistの論考において言及された中国の台湾に対する喧嘩腰の脅威の意味に関しては、中国と台湾の間の関係についての簡単な歴史をまず最初に提示する必要がある。中国沿岸の外に位置する台湾は中国本土が1949年に共産主義者たちに引き渡されて以来一つの主権独立国家であった。毛沢東によって率いられた共産主義革命家たちは蒋介石政府を打ち破り、蒋介石と彼の支持者たち(中国国民党員たち)を本土から追い出すことに成功した。彼らは台湾島省(island province of Taiwan)へ逃げた。そこで蒋介石と彼の支持者たちは一つの主権国家を建てた。このことは国を共産主義中国(本土)と国民党中国(台湾)へ分割することに終わった。蒋介石政府は国連への正式加盟国として承認された。そして合衆国は必要なすべての軍事的援助をもって台湾の独立を守るという蒋介石との荘厳な協定を行った。しかしながら、本土の共産党の簒奪者たちは常に台湾を「中国の一部」と主張し、そして台湾人たちはこれらの人殺しの簒奪者たちに従属すべきであると主張した。

2000年10月17日発行のInternational Herald Tribuneに現れた論考は共産主義中国の支配者たちが1日前に国防に関する政策教書を出したと報じた。その中では、台湾に対する現在の軍事的対立は「複雑かつ恐ろしいもの」として記述されている。Tribuneによれば(引用したコメントは太字で示している):注5)

1)国防報告は共産主義中国が2000年に(合衆国ドルにして)146億ドルを「国防支出」に費やすであろうと主張している--その人民は国が彼らを食べさせることができないゆえに1人以外の彼らの他のすべての子どもたちを中絶することを強制されているにもかかわらず--この146億ドルは共産主義中国が軍隊に支出することを認めている額である。--しかし、その額はおそらくもっと高額であろう。

2)「報告は、中国は他の国々を征服する野心を持たない平和愛好国家であると主張している。しかしそれは、アジアにおける合衆国権力の婉曲語である『覇権と武力外交』のゆえに、そして『国の平和的な再統合の基礎が危険にさらされている』がゆえに、軍備増強を正当化している。」「平和的な再統一」とは、もし台湾が共産主義殺人者たちへのその独立を放棄しないならば、軍事力による台湾の強制的撤収を意味する婉曲語である。また、「他の国々を征服する野心を持たない」という文言は彼らが「他の国々」をどのように定義するかをあなたに告げない。事実は、彼らが南シナ海におけるSpratly islands領有権を主張しているということである。また、Richart Mayburyは「中国戦争へとじりじりと近づく」(Early Warning Report 1999年2月号において)「1996年5月15日に中国当局者たちは台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシアそしてブルネイによって領有権を主張された地域を含む南シナ海の大部分の併合を告知した。The Spratlysは大きな石油埋蔵物を持っていると考えられている」と報じている。注6)

3)「台湾との政治的統一の達成は国の主要な外交政策の目標である。そしてその軍事計画の大部分は台湾海峡に対する可能的な軍事衝突に向けて調整されている。」共産主義中国はこれが彼らの目標であると公然と主張しているけれども、彼らはまた1990年代にアメリカ合衆国本土をも脅かした。そしてフィリピン、等々に属する領地を要求した。--彼らのロシアとの公然たる同盟と共産主義による世界支配の公然と宣言された目標は言うまでもない--。

4)「報告は軍事的近代化計画は『純粋に自己防衛のために』意図されたものであると述べている。しかし、それは、『もし台湾が独立を宣言するならば、もし外国軍隊が島を侵攻するならば、あるいは台湾が再統一を議論することを無限に拒否するならば』武力行使を含めて、あらゆる可能な思い切った手段を採るであろうとつけ加えている。」共産主義中国がこれらの用語によって何を意味しているかを明らかにする必要がある。「自己防衛」は国民党中国(台湾)を共産主義中国(本土)に併合することによって1949年にスタートした中国の共産党による接収を完成することを表す婉曲語である。「あらゆる可能な思い切った手段」そして「武力行使」は核攻撃を表す婉曲語である。「台湾が独立を宣言する」は本土を今なお支配している中国共産党員たちによる奴隷化に抵抗し続ける台湾を意味する。「外国軍隊」は合衆国の婉曲語である。「再統一」は中国共産主義者たちによる台湾主権国家の奴隷化を表す婉曲語である。

中国の軍事的準備

2000年6月24日のAssociated Press storyによれば、ペンタゴン・アナリストたちがジャーナリストたちに、「合衆国を含む中国と台湾の紛争が[中国の軍事]力計画、軍事訓練および戦争準備を指導する主要なシナリオとして出て来た」注7)と告げた。さらに、APstoryは「ペンタゴンとCIAは両者とも北京が台湾を攻撃するために兵器を部署に移動させている証拠を持っていると言った」注8)と報じている。Early Warning Reportの2000年8月号は中国の喧嘩腰の脅迫の理由の一つを次にように報じている:

1家族につき1人子どもという北京の政策、そして中国人の男児優先は男女数の間の増大する不釣り合いが存在するということを意味する。数百万の若い男たちはそのことについて幸せではない...中国の支配者たちは愚かではない。彼らは確かに爆発を予想している。

北京は一つの選択を持っている--暴動や可能な革命のための準備、あるいは過剰な男子の軍隊への徴兵そして彼らを周辺諸国に向けること。」注9)

ステファン・アーチャー(Stephan Archer)は彼のNewsMax.comの論考「中国は台湾との戦争のために準備している」において、われわれに2人の中国共産党の位の高いPLA(人民解放軍)元帥が「台湾海峡の近くの地域に住む民間人たちを、空港、車輌、工場、港湾そして倉庫のような諸施設が戦時の必要のために軍隊によって接収されるかもしれないという可能性をもって、準備してきた」注10)とわれわれに告げている。加えるに、「中国はすでに24機のSS-N-22モスキート、あるいは'Sunburn'核搭載可能対艦船ミサイルのその最初の供給をロシアから受けた、そしてその年の後半に2回目のモスキート・ミサイルの船積みを期待しているであろう。モスキートはもし二つの中国の間で戦争が勃発すればその地域に送られるであろう合衆国航空母艦およびイージス管理システムを用いる艦船に惨害を与えることができる。」注11)これらのミサイルはソヴレメニー(Sovremenny)級の駆逐艦--中国がすでにロシアから購入した--そしてもっと多くを買い続けるであろう--において用いられるであろう。ステファン・アーチャーによれば中国の台湾攻撃の計画は「Kaoshiung 港の封鎖、Penghu群島への陸海共同の上陸、そして台湾の民間および軍事インフラストラクチャーへの弾道ミサイルおよび巡航ミサイル電撃空襲」注12)を含んでいる。

チャールズ・スミス(Charles Smith)からのWorld Net Dailyリポート(「海の底での恐怖:中国人オブザーバー、クルスク乗艦か?」2000年9月17日付け)はわれわれにこう告げている:「1999年に米国会計検査院(General Accounting Office)はロシアは中国への首位の兵器供給者であると報告した。」チャールズ・スミスはさらに、彼の論考が書かれた時点で、中国のために建造された2隻のソヴレメニー駆逐艦のうちの2隻目が東バルト海において試験航海をしているのを目撃され、そして今年の秋に中国に引き渡されると予想されている、と報じている。最初のロシア製軍艦は現在台湾の近くで作戦行動をしている。注13)スミスはまたわれわれにこう告げている:

「各々のソヴレメニー艦はNATOコードネームがSS-N-22'Sunburn'である8基の超音速3M82モスキート海面上飛行ミサイルで軍備を施されている。情報自由法(Freedom of Information Act)を用いて合衆国海軍から得た文書によれば、サンバーンは広島で使われた原爆の10倍の威力の核弾頭を付けることができる。」注14)

New Max. comの論考「ロシアは合衆国に対する中国海軍を武装する」(2000年7月12日)において、われわれは「共和党主導の議会の2党からなる議員たちはこの新しい兵器[SS-N-22ミサイルで武装されたソヴレメニー艦に言及している]--海軍はそれに対してはほとんど防衛する能力を持たないということを認めている--によって、彼らは、もしロシアが『この200キロトン核が可能な兵器』のすべてのこれ以上の売却を止めないならば、ロシアへの合衆国の援助をカットする法律案提出を支持すると警告されている」ということを知る。この論考の中で、共和党議員ダナ・ローラバッハー(Dana Rohrabacher)共和党-カリフォルニヤは次のように言っているのを引用されている。「SS-N-22はロシア艦隊の中でも最も危険な対艦ミサイルである。そしてそれが今中国艦隊にもある。」注15)ローラバッハーによって議会に出された法案によれば:

「現在ロシア政府と中国政府は2隻の追加的なソヴレメニー駆逐艦の売却を議論している。超音速モスキート[SS-N-22]ミサイル--それは軍艦の発射台、あるいは可動の地上発射台に据えられ得る--は特に先進的なイージス・レーダーおよび戦闘管理システムを装備したアメリカの空母や他の艦船を破壊するように設計されている。合衆国海軍はそのミサイルがそれに対して極端に防御が困難であると考えている。」注16)

チャールズ・スミスのWorld Net Dailyの論考はまた、中国が今年ロシアから購入したその最初のサンバーン装備タラントゥル(Tarantul)IIIコルベット艦[=対潜・対空装備をした砲艦]を配備したと報告している。中国海軍はまた伝えられるところによると、これらの致命的な艦船を12隻以上ロシアの兵器メーカーヴィンペル・NPOから獲得することを計画している。公式の合衆国海軍文書によれば、各々の「タラントゥルは側面配列ごとの2台の発射台にサンバーン・ミサイル4基まで配置することができる。」注17)

中国はまた同様にその空軍をも性能向上させることに忙しい。チャールズ・スミスの論考によれば、中国空軍は最近SU-27 Flankerジェット戦闘機の増強されている軍備とならんでSU-30攻撃戦闘機を配備した。加えるに、新型スホイ・ジェットの中国軍は2005年までに275機に増強されると予想されている。注18)スミスは「中国の新しい戦争攻撃技能」と題された議会報告書が最近公表されたのを引用しているが、それは増強された中国軍の活動を次のように指摘している:

「進行中の大規模な軍事演習の間に、中国は台湾海峡における勢力均衡を着々と変えつつある『ハイテク諸条件の下での』重要な新しい[陸海空]合同軍務戦闘技術を証明した。

PLA[人民解放軍]はその絶えず拡大している戦略ミサイル戦力、ロシアから購入した高性能SU-27およびSU-30ジェット戦闘機、致命的なSS-N-22対艦ミサイルを装備したソヴレメニー級駆逐艦を含むブルー・ウォーター海軍艦船、そして発展する先進の情報およびエレクトロニクス戦闘能力に加えて、合衆国および他の西側の会社から購入した最先端の安全確保通信システムを採用している。」注19)

スミスはまた「中国はまたスホイ・ジェット機の新しい部隊を武装するために先進的なR-77空対空ミサイル獲得のためロシア兵器メーカーのヴィンペルとの取引決着に近づいている。R-77--NATOのコード・ネームではAA-12「アッダー」[=ヨーロッパクサリヘビ]--...は世界の中で最も進んだレーダー誘導ミサイルの一つであり、多くの点で合衆国製のAMRAAMよりもすぐれている」と報告している。

スミスはこうつけ加えている:「中国はアッダー・ミサイルを製造することを計画している...新しいAA-12ミサイルを装備したPLAAF(中国共産党空軍)戦闘機はより短い航続距離とより破壊力の小さい空対空ミサイルで武装された台湾の戦闘機を容易に破壊できるであろう。AA-12はまた合衆国海軍のF-18ホーネットのようなアメリカの戦闘機を破壊することができる。」注20)

スミスは次に2000年8月の中国軍隊に関する議会報告書を引用する。それは「PLA(中国共産党)の新しい世代のジェット戦闘機は性能を向上させた機上搭載航空電子工学、EWおよびレーダー・システムをもって制空権を握ることに主要な役割を果たした」注21)と結論している。

人はどのようにして共産党中国人民解放軍が、チャールズ・スミスの上述の論考において言及されている合衆国軍隊のドクトリンを学ぶことができるのかと尋ねるかもしれない。それは簡単である--合衆国にそれらを教えさせることである。The Washington Timesのビル・ガーツ(Bill Gertz)(「中国軍は合衆国の考え方の中に教訓を得る」)による8月28日のニュース・リポートによれば、25人の古参中国軍将校たちが最近ボストンにあるハーヴァード大学のジョン・F.ケネディ政治学校で「合衆国がどのように台湾をめぐる危機に対して答えるかを議論した現職および元合衆国国家安全保障当局者たちによる講義を聴く」注22)ために2週間を過ごした。この計画は、昨年のユーゴスラヴィアにおける中国大使館の偶発的爆撃以来、中国政府が公式文書において繰り返し、合衆国がその主要な敵であると述べたにもかかわらず、行われた。

ガーツは一人の合衆国安全保障当局者が次のことを認めたと報告している:「中国人たちは合衆国の政策決定過程を操作し、危機の間にわれわれを麻痺させるためにこの情報を使おうと計画している。そしてこれらの客員将校たちの多くはまさにそのようなタイプの活動に従事している。」同じ論考の中で、ビル・ガーツは「その客員将校たちは情報収集者あるいは技術収集者」から成ると報告している。「中国軍の構成分子」からの将校たちは「合衆国に対する型にはまらない自由な戦争--中国の出現しつつある戦闘戦略の一つの重要な要素--を指導することに従事している。」そして中央軍事委員会(軍隊を支配している頂点の共産党組織)からの大佐たち、PLA参謀本部、そしてさまざまの地方軍の指揮官司令部もそうである。注24)さらに、ガーツはこう報告している:

「高官たちは中国が主要な中国大学での合衆国軍将校たちのための同様な2週間の交換プログラムを許さないと言った。合衆国軍将校たちによる中国訪問は厳しく制限されている、と高官たちは言った。」注25)

さらにこれらの事実にもかかわらず、ハーヴァードは中国軍に、これらの中国の高官たちによって遂行されている諜報活動の監視に関わっているFBIの対敵情報活動がハーヴァード大学キャンパスから制限されるであろうという保証を与えた。

合衆国軍の方針を学習することに加えて、中国はまた合衆国の多数の核の秘密を盗んだ。U.S. House Select CommitteeのCox Report(1999年5月25日付け)は中国が「現在のあらゆる合衆国のサイロに据えられた大陸間弾道ミサイル(ICBM)および潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に関する分類された情報」を示している核弾頭の設計を盗んだことを明らかにした。これらの弾頭は以下のものを含んでいる:W-56(ミニットマンII ICBMに装備される)、W-62(ミニットマンIII ICBMに装備される)、W-70槍短距離弾道ミサイル(「中性子爆弾」、建物を破壊することなく人々を殺す威力を持つ強化放射能弾頭)、W-76(トライデントC-4 SLBMによって運ばれる)、W-78(ミニットマンIII Mark 12A ICBMに装備)、そして核弾頭をそれらが大気圏に再突入するときに保護する熱遮蔽物。コックス・リポートは「W-88弾頭は合衆国兵器廠における最も洗練された戦略核弾頭である」と報じた。リポートはさらに、数年にわたって中国が、大気圏外を基地とする対衛星および対ミサイル・システム、潜航した潜水艦を発見するための大気圏外を基地とするレーダー開発に有益な技術、そして大部分のアメリカの諸都市を正確に命中させる能力を中国に与えるミサイル誘導技術を盗むことができたと述べている。注26)

中国の動き

もう一つのNewsMax.comの論考(「中国は700,000人の軍隊をスーダンで警戒態勢に置く」)によれば、ロンドンのSunday Telegraph8月27日号が、「中国軍は700,000人もの多くの軍隊をスーダンに持っており、その国の市民戦争に入る準備をしている」と報じている。Telegraphは、中国が敵対勢力(大部分はキリスト教徒)を壊滅させ、そしてその国の17年にわたる市民戦争を終わらせるようにというスーダンのイスラム政権の要求に応えるために「700,000万人もの多くの警備兵が作戦のために利用できた」と指摘しているスーダン軍内部文書を引用している。注27)イギリスの新聞もまた「過去3年間に中国は」中国国家石油法人によって管理された油田および諸施設で警備として奉仕するという口実の下に、「ジェット貨物機および貨物船によって中国人をスーダンに連れ込んで来た」ということを明らかにしている。注28)NewsMax.com論考は、この活動は「他の諸国によって完全に発見されずに行った一つの軍隊の他の国への最大の移動を表しているであろう」と結論している。この論考はまた「中国『労働者たち』の一つの軍隊としての使用は中央アメリカおよびカリブ諸国において発見された中国のますます増大する数の非合法的なことについての重大な懸念を呼び起こすであろう」注29)と警告している。

イタリアもまたその国境を越えて来る大きな数の中国人「労働者たち」(「おそらく何十万人もの不法中国移民と同じくらい多くの)について懸念を持っている。「イタリアへ流入する中国移民」と題された2000年8月12日のUPIの新聞報道はこう報じている:「イタリアの新聞によって出された警告は多数の中国人がセルビアに到着し、...そして仕事を求めてイタリアへ渡航しようと計画していた。普段は穏健なトリノの新聞La Stampaは「国境で押し合いをしている」中国人を100,000人の数字で挙げた。注30)

それでは、合衆国についてはどうであろうか?合衆国はその国境を越えている多数の中国人「労働者たち」の問題を抱えているのか?NewsMax.comの2000年8月11日の論考(「中国人はバージン諸島を通じて合衆国に入る」)におけるステファン・アーチャーによれば、毎週十数人のペースで中国人が不法に合衆国バージン諸島に入国し、当局に自首して、そしてルイジアナへの自由通行を獲得する。最近1週間もしないうちに、75人の中国人が合衆国バージン諸島のセント・トマス島およびセント・ジョン島という小さな島に不法に入国した。注31)

プエルトリコ、サン・フアンにある移民・帰化局事務局から出ている統計によれば、1997年には16人、1998年には71人、1999年には347人、そして2000年の最初の6ヶ月で180人の中国人が不法にサン・トマス島に入った。アーチャーはサン・フアン移民・帰化局事務局公務員イヴァン・オルティス(Ivan Ortiz)がこう言っているのを引用している:「中国人が最初に合衆国に来るとき--この場合はバージン諸島を通って--彼らは逮捕されることを望む。彼らは当局のところへ出頭してこう言う。『そうです。われわれは不法にここにいます。われわれは逮捕されたいのです』と。」注32)ステファン・アーチャーはこのことをわれわれのために適切な展望の中へ置いてくれる:

「『これは重大な問題である』と共和党議員ダナ・ローラバッハー(共和党-カリフォルニア)の外交政策顧問アル・サントーリ(Al Santoli)は言った。『それは単に不法移民そしてわれわれの国境侵犯についてだけではなく、また中国を友好的ではないと見ている人々がわれわれの中に多くいるという点で国家安全保障問題でもある』と。」注33)

アーチャーはまた、バージン諸島に不法に入国する中国人の多くが「20代および30代であると思われる若い人々であり、彼らは健康で強健であるように見える」注34)と確認されてきたと報じている。

このように、スーダン、イタリア、そして合衆国バージン諸島の間に、われわれはそれによって中国が発見されることなく他の国々の中へ軍隊を移動させるであろう独特の方法を見るのである。

中国がまったく多くの軍隊によってその敵を圧倒する能力に関して考察するための一つの最終的な注意:ウェッブ上でのCIA-The World Factbook 2000--Chinaによれば、中国は15歳から49歳までの軍役に利用可能な推定3億6300万人の男子を抱えており、それらのうちの推定1億9900万人は軍役に適していると考えられている。注35)これらの数字を合衆国の人口と比較してみなさい。

中国の戦争の方法

中国軍の軍事的巧妙さの古典的な例はJ. R. NiquistによるWorldNetDaily報告「中国の戦争の方法」(2000年8月31日)において記述されている。この論考においてNyquistは朝鮮戦争開始直後に600,000人の中国軍が韓国国境に終結し、そして次に韓国内に潜入したと述べている。合衆国諜報機関は数十万の中国軍が韓国内に滑り込んだという報告を受け取っていなかった。なぜなら、彼らは大規模な中国軍が川や困難な地帯を見つかることなく越えるということを思いつくことができなかったからである。それがまさに中国人たちが注意深い軍隊の移動、夜の行軍、日中は隠れることそして恐るべき軍隊規律によってやったことである。加えるに、「彼らの軍隊の大きさと彼らの計画の攻撃性を偽るために恐ろしい苦痛が中国人によって引き受けられた。」注36)

アメリカの将官たちはいくつかの中国軍がいたこと、そして中国政府が戦争に訴えると脅かしていたということを知っていた。にもかかわらず、彼らは中国軍の強さと意図とをひどく過小評価していた。結果として中国人たちはアメリカ人たちを奇襲することができたのである。1950年10月に中国軍は合衆国第1機甲部隊の大隊を包囲し激しい戦闘の間に白兵戦に引き込んだ。その戦闘の中で中国人は最終的に大隊の戦闘司令所を圧倒した。この戦闘でアメリカ軍は800人のうち600人を失った。残りの者はやっとのことで脱出した。この戦闘の激しさは韓国中で繰り返された。そして合衆国軍隊を撤退へと強いた。注37)

Niquistはまた、どのように中国の指導者たちがしばしば平和について語り、脅威を与える意図のないことを告知しているかを説明している。しかし、われわれが見たように、ロシアの援助でもって彼らは戦争のために準備している。Niquistはわれわれに次のことを思い起こさせる:

「中国の方法は彼らの軍人たちを戦略的な地域へと潜入させることである。中国の軍人たちは労働者として、警備員としてあるいは亡命者としてすら、いかなる国へも入るであろう。しかしもし彼らがライフルや弾丸そして食物を与えられるならば、これらの「労働者たち」は連隊や師団へと編成され得る。おそらく、朝鮮において非常に成功したこの方法はスーダンにおいて適用された。」注38)

結論

ロシア自体の戦争のための準備については多くのことが語られ得る。しかしこの論考において引用された証拠はすでに、世界がマリアの汚れなき御心へのロシアの奉献に続くはずの平和の時期を享受しているのではないということを示している。世界戦争の脅威は、さまざまの国家が「絶滅させられる」真の可能性をもってわれわれの地平の上にぼんやりと現れている。

中国が恐るべき軍事超大国を築き上げており、そして挑戦的な脅威を与えているという事実を考慮すれば、ベルトーネ大司教はどのように「ファチマの『秘密』の第三の部分を公開するようにという教皇ヨハネ・パウロ2世の決定が権力と悪に対する悲劇的な人間の欲望によって特徴づけられた歴史の一時期を終わらせる、と信じることができるのであろうか...」

脚注:

(1) Frere Michel de la Sainte Trinite, The Whole Truth About Fatima, Volume 1, Science and the Facts, Immaculate Heart Publications, Buffalo, New York, U.S.A., 1989, pp. 182-183.
(2) Frank Miller, “Special Report: China Communists Target the U.S.A”, The Fatima Crusader, Issue 55, Autumn 1997, p. 11.
(3) J. R. Nyquist, “War on Many Fronts”, WorldNetDaily.com, Sept. 18, 2000.
(4) Ibid.
(5) Erik Eckholm, “Beijing Issues a Warning”, International Herald Tribune, Italian edition, October 17, 2000, p. 4.
(6) Richard Maybury, “China Edges Closer To War”, Early Warning Report, February 1999, p. 5.
(7) Associated Press story, June 24, 2000. In Richard Maybury, “Update on China’s War Plans”, Early Warning Report, August 2000, p. 7.
(8) Ibid.
(9) Richard Maybury, “Update on China’s War Plans”, Early Warning Report, August 2000, p. 7.
(10) Stephan Archer, “China Prepares for War With Taiwan”, NewsMax.com, June 7, 2000.
(11) Ibid.
(12) Ibid.
(13) Charles Smith, “Terror at the Bottom of the Sea: Chinese observers aboard Kursk?”, WorldNetDaily.com, Sept. 17, 2000.
(14) Ibid.
(15) “Russia Arming Chinese Navy Against U.S.”, NewsMax.com, July 12, 2000.
(16) Ibid.
(17) Charles Smith, “Terror at the Bottom of the Sea: Chinese observers aboard Kursk?”, WorldNetDaily.com.
(18) Ibid.
(19) Ibid.
(20) Ibid.
(21) Ibid.
(22) Bill Gertz, “Chinese Military gets lesson in U.S. thinking”, The Washington Times web page, Aug. 28, 2000.
(23) Ibid.
(24) Ibid.
(25) Ibid.
(26) U.S. House Select Committee, “PRC Theft of U.S. Nuclear Warhead Design” and “PRC Missile and Space Forces”, The Cox Report, May 25, 1999.
(27) “China Puts 700,000 Troops on Alert in Sudan”, NewsMax.com, Aug. 27, 2000.
(28) Ibid.
(29) Ibid.
(30) UPI, “Chinese Immigrants Flooding into Italy”, Aug. 12, 2000.
(31) Stephan Archer, “Chinese Enter U.S. Through Virgin Islands”, NewsMax.com, Aug. 11, 2000.
(32) Ibid.
(33) Ibid.
(34) Ibid.
(35) "CIA - The World Factbook 2000 ? China”, http://www.odci.gov/cia/publicaions/factbook/geos/ch.htm.
(36) J. R. Nyquist, “The Chinese art of war”, WorldNetDaily.com, Aug. 31, 2000.
(37) Ibid.
(38) Ibid.
(39) Archbishop Tarcisio Bertone, S.D.B., “Introduction”, The Message of Fatima, June 26, 2000, p. 9.
2004/02/23 三上 茂 試訳

作成日:2004/02/23

最終更新日:2004/02/23

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