48の真実


23回生 千々岩徹治

  

 それは、S君の「とにかく集まってくれ」 という趣旨の電話で始まった。何でも2000年の中津北高関東同窓会の幹事が我等、23回生とか。「なに?それ」という思いを抱きながらも、なつかしい、聞き覚えのある声のなかに久しい顔が見えてきた。そしてその催しが当番制で毎年確突に、回を重ねて今日に至っているということを知らされた。

 卒業して早、二十星霜。振り返れば母校に対し何 一つ貢献してこなかった自分が、この機に何か係われるのか。何かできることがあればとの思いで、毎月の打合せに臨んだのは私の偽りのない心情でした。

  打合せ後、卒業アルバムを持ち込んでの宴は格別で、その場で、いきなり遠方の同期生に連絡を取ったりして、相手の驚き、戸惑いをよそに盛り上がったものでした。
 打合せの回を重ねるうちに、中津からも応援に、故郷の太陽を燦燦と浴び、故郷の情報を満載した我等関東在住生のエネルギー源ともいうべき人間群が東京まで来てくれるということにもなってきた。

 エネルギーが投入された場に郷愁を感ず。なんとも、切ないまでになつかしい。北高に纏わる人、ものを大事に思う気持ちは私の48年の人生の中で今が 一番、強い。これが今の私の真実。去年の幹事も48歳、今年もそして輝ける21世紀の明年も。恐らく今までがそうであったように、巡り来る48歳の元気、永遠たれ!