| 今や中国鉄の間ではメッカとなっている内蒙古自治区の熱水。集通鉄路の駅はモンゴル語で嗄拉徳期汰(ガラテシュダイ)という。Ωカーブの連続する経棚(ジンペン)峠を挟んで、前進型が重連で力行する姿はファンを魅了してやまない。私は1998年2月と2000年7月に熱水を訪れた。冬と夏では風景が一変。冬は雄大な風景の中へいい煙が立ち昇るが、夏は予想通りの無煙。魅力半減は否めないが、緑のカーペットを敷き詰めたような風景の美しさは素晴らしいの一言に尽きる。畑では早くも取り入れが始まり、色づいた麦が緑の草と絶妙のコントラストを醸し出していた。夏の昼下がり、下坑子の小さな食堂で、地下蔵から取り出してきたビールのほどよく冷えた味わいは格別だった。
一方、初めて行った大板は、前進型がうじゃうじゃいる機務段を訪れ、草原を走る前進型をカメラに収めるのが目的だった。ところが、2000年に入ってほとんど雨が降っておらず、未曾有の大干ばつ。青々とした草原がない?! あっても羊たちのえさになっているので短く、地肌が見えるという情けない状態だった。同じ集通鉄路でも熱水の方は緑が濃く、大板の方は砂漠化が進んでいるような気がした。加えてクーラーのないホテルは、もう、勘弁してくださいって感じでとてつもなく寝苦しかった。緑の濃い時期にもう一度チャレンジしたいと思っている。 |
![]() ■経棚〜下坑子 1998年2月10日 |
![]() ■下坑子〜上店 1998年2月8日 |
![]() ■嗄拉徳期汰〜六地講 1998年2月9日 |
![]() ■経棚〜下坑子 1998年2月10日 |
![]() ■嗄拉徳期汰〜六地講 1998年2月9日 |
![]() ■嗄拉徳期汰〜六地講 2000年7月22日 |
![]() ■下坑子〜上店 2000年7月20日 |
![]() ■下坑子〜上店 2000年7月22日 |
![]() ■下坑子〜上店 2000年7月20日 |
![]() ■古魯満干〜査干哈達 2000年7月19日 |
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