| 20世紀最後の年の2月。私は雪深い黒龍江省の葦河にいた。一カ月前に内蒙古自治区包神鉄路で前進3重連を堪能したばかりだったが、友人Mさんから「ナローの森林鉄道もいいよ」という誘いに乗り、初めて中国の森鉄撮影に挑んだ。カマはC2型と呼ばれるナロー専用機。前進型や建設型を見慣れていると小ぶりに見えたが、体に似合わない大きなドラフトと火の粉を飛ばしながら、小さな動輪を一生懸命回して走る姿に魅せられた。朝の客レを撮影後、Mさんが事前に貯木場を見つけていたので、早速現地へ。いかにも林鉄らしい風景が撮れた。東風、平林では人懐っこい子どもたちや住民に囲まれ、へきへきしたこともあったが、戦後のよき時代の日本を思わせるような雰囲気が印象に残った。その後、冬ごとに廃止の噂が飛び交ったが、何とか生き延びた。しかし、2003年冬はC2牽引の客レがなくなり、春で伐採が終了。ついに運材を目的とした鉄道も廃止になることが決まってしまった。 |
![]() ■ 平林の駅を発車して峠に向かう運材列車(2000年2月25日) |
![]() ■ 東風の貯木場から駅に向かう運材列車(2000年2月25日) |
![]() ■ 東風の貯木場で作業するC2(2000年2月25日) |
![]() ■ C2乗務員の笑顔(2000年2月25日、東風の貯木場で) |
![]() ■ 東風の貯木場で(2000年2月25日) |
![]() ■ 東風の貯木場に向かう道で(2000年2月25日) |
![]() ■ 東風の駅に向かう線路の上で(2000年2月25日) |
![]() ■ 沖河駅付近(2000年2月26日) |
![]() ■ 夕暮れの双峰駅(2000年2月25日) |
![]() ■ 早朝の平林駅を発車する客レ(2000年2月25日) |
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