| 今や中国蒸気のメッカ「集通鉄路・経棚峠」の通過地点、赤峰の南東30キロの元宝山に100%建設型が活躍する炭鉱専用線があるという情報が入った。1年ぶりの経棚峠訪問の1日を元宝山専用線の調査撮影に充てた。炭鉱はかつて訪れた九州の筑豊や北海道の夕張、中国では阜新…と、なぜか心ひかれる。欧米や国内の先人諸氏の情報を頼りに現地入り。撮影地を求めて車で駆け回った。線路は国鉄叶赤線の元宝山駅から東に延び、馬家湾駅で2方向に分かれ、北に延びた線は集配駅からさらに2手に分かれる。本線は赤峰と通了を結ぶ国鉄線の安慶溝に接続している。建設型は沿線に点在する炭鉱の石炭を集めて、主に元宝山の町に陣取る火力発電所に運ぶ役目を担っているようだ。元宝山西駅に隣接した機務段には手入れの行き届いた9両の建設が在籍。石炭列車のほか、朝夕1日2往復の混合列車がある。カマはすべて東を向き、空車が正向きで、重車はバック運転となる。両方の線とも、空車だがきつい勾配区間があり、迫力ある走行写真が撮れた。なにより、大型デフの美しい建設型の虜になってしまった。 |
![]() ■ 西駅から風水溝に向かう混合列車 |
![]() ■ 北に向かう支線のもっともきつい勾配区間、集配駅近くのセメント工場付近 |
![]() ■ 風水溝駅構内 |
![]() ■ 集配から大築堤のΩカーブを推進運転で丘の上の炭鉱まで登る |
![]() ■ 北に延びる支線の途中駅三井駅 |
![]() ■ 元宝山西駅 |
![]() ■ 夜の元宝山西駅 |
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| 元宝山で1日を過ごし、赤峰で深夜到着の相棒をピックアップ。車を飛ばし、ほぼ1年ぶりに集通鉄路の経棚峠を訪れた。熱水側は雪が少なかったが、サミットの上店付近は雪景色が広がり、下坑子側も残雪が多かった。気温はマイナス10〜0度とこの時期にしては予想以上に寒く、真冬並みの防寒が功を奏した。今回は経棚付近が撮影のメーン。これまで訪れたことがない場所での撮影に終始した。峠を挟んで下坑子側に陣取ったのは結果的に大成功で、滞在した2日間とも西行きの貨物が極端に少なく、22日は午前中2本と午後1本。23日は午前中に重連回送2本、日没前に1本だけで、熱水側で撮影したら悲惨な結果になっていたかもしれない。東行きは1日目、2日目とも5本ずつあり、どちらも午前中に集中した。この時期でも、美しい白煙を残して峠を登る前進重連は迫力と感動もの。列車がくるたびに「あー、来てかった」と何度思ったことか。しかも、最終日は北京市郊外の専用線で鉱石運搬をしているナローC2にも会えた。冬の大陸通いはまだまだ続きそうだ。 |
![]() ■ 二地集落奥のΩで。残雪が美しい。 |
![]() ■ 同じく下坑子―哈達の山の斜面から。第2Ω、第3Ωを含む180度の展望が広がる。 |
![]() ■ 下坑子―哈達の山の斜面から。哈達駅には重連回送が待機。 |
![]() ■ 上店付近で最後の力闘。サミットまでもうすぐ。 |
![]() ■ 経棚―蒙根塔拉。残雪の原野を力行。 |
![]() ■ 哈達―二地のΩへ。 |
![]() ■ 大灰厰のC2 |
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