2004年12月 (画像は拡大しません)
12月1日 (水) ソックス

いかにもアメリカンな英語のジョークがあります。
「あなたは不思議な靴下を履いていますね。片方が赤で、もう一方が緑ですよ。」
と指摘されても、慌てず騒がず、照れもせず。ジョークで切り返す妙味。
「はい、これと同じ靴下が家にもう一足あります。」
わが国が恥の文化なら、あちゃらは機知とユーモアと言ったところでしょうか。

薄茶色と焦茶色の一足の靴下がベランダにぶら下がっています。
一昨日こゆきさんはこれを履いて、ミュージカルを見に行き、その後初めてのお宅に執筆のための取材。畳のお部屋で1時間ほど立ち話して、何事もなくそのまま実家へ帰宅。こゆきさんが異変に気づいたのは、翌日の洗濯物を畳む時。
さらに無駄な荷物を増やさぬためと言い、本日はその靴下を再び履いてこゆき茶屋へ戻って参りました。今それが風になびいています。

12月2日 (木) 年末雑感

「喪中につき年末年始のご挨拶を・・・」
師走の声を聞きますと、毎年何通かのお知らせを頂きます。はがきを頂き、ご不幸を初めて知るケースがあります。そして、大事な方を亡くされたご家族の悲しみを想像して止みません。こんな時、大好きな相田みつをさんの言葉に立ち返りたくなります。
折りしも相田みつをさんのお話がドラマ化されました。
12月11日(土)21時からテレビ朝日系列で、出演木梨憲武、薬師丸ひろ子、西田敏行で、「にんげんだもの相田みつを物語」 が放映されるそうです。また、現在3年B組金八先生でも相田みつを作品が毎回授業で教材に取り上げられていますね。
 
12月3日 (金) いわし雲

ベーやんの曲"青春(ゆめ)追えば"の一節を思い起こします。
♪いわし雲流れる空を見つめ
鳥にさえなれた遠き日を偲べば・・・

夕刻、大分市田ノ浦海岸にて、偶然目にした鰯雲にふと足を止めました。
青い空に真っ白な鰯雲が広がり、それが徐々に夕焼けに染まるようになり、そして最後は暗闇の空へ吸い込まれていきました。



12月4日 (土) 田ノ浦海岸 その続編

この時間、晩秋の浜辺で遊ぶ子供の姿は見えません。
砂浜の帆船は、今日一日子供たちとの遊びに疲れ、今眠りにつこうとしているようです。
綺麗な砂浜に落書きをしてしまいました。ほんの丁稚心です。



12月5日 (日) 目薬

データのバックアップやファイルの整理をしていましたら、時計が3時を回りました。
疲れ目に追い討ちをかけるように左目が少し腫れています。どうやら雑菌が入ったようです。取りあえず救急箱の市販の目薬をさしました。
さてこの薬の効能はと説明書に目をやりますと、最後に「使用期限を過ぎた製品は使用しないこと。2004.11」と書かれてありました。どうやら数日前に賞味期限?が過ぎたようです。
目〜わくな話です。例年の花粉症の目薬では代用が勤まりますでしょうか。
 
12月6日 (月) ん?

英語の「ん」には、「m」と「n」と「ng」の3つの音声が含まれます。
「ん」の音韻で、唇を閉じて発音する「m」、舌を歯茎につけて発音する「n」、舌の奥の方を持ち上げて発音する「ng」の三つを意識して発音する必要があります。
一例として、「新聞」と発音した時、「しんぶん」の中の二文字目の「ん」が「m」で四文字目の「ん」が「n」です。ますます分かり難いですか?
では、丁稚別館と言うとき、最後の「ん=n」を「m」で発音しますと「丁稚ベッカム」となります。
それがどうしたと問われますと、返答にますます困るのですが・・・。

添付画像は一週間前撮影の夕日で恐縮です。

12月7日 (火) いわし雲〜その2

鯨は歯鯨とヒゲ鯨に分かれ、4mより小さい歯鯨をイルカということはご存知でしたか?
身の回りで意外と知らないことは結構多いものですね。

先日の「いわし雲」はうろこ雲ではとのお問い合わせもございました。
調べてみました。
「いわし雲」は「うろこ雲」と同一で、両方とも巻積雲の別名とのことでした。
秋の代表的な雲で、氷の結晶からできています。小さな魚の群れや小石をしきつめたように見える美しい雲です。まっ白な小さな雲のかたまりが群れをなしています。

「うろこ雲が出たら3日のうちに雨が降るそうですね?」
"トリビアの泉"風にお答えしますと、
「はい、確かにうろこ雲が出たら3日のうちに雨がよく降ります。それは、うろこ雲は低気圧の前面にあらわれることが多いからです。」
え〜当たってる〜。

添付画像は再度いわし雲です。

12月8日 (水) 当選者

「お茶の間エッセー」(こゆきさんは審査のお仕事)の本年の入選作品集と記念品オリジナル図書カードが送られて来ました。本が大好きなこゆきさんとしては、図書カードはとても嬉しい商品です。

ところで、テレビなどでよく、「当選者の発表は商品の発送をもって代えさせていただきます」と言われます。多分わりと小さな懸賞の場合だと思います。

では、丁稚別館ご来場のお客様で、優しいお便りを下さった方の中より、毎月一回抽選で豪華商品を一名様に差し上げます。但し、商品の発送は当選者の発表をもって代えさせて頂きます・・・なんてね 。

12月9日 (木) 郵便物

今日某社から届いた封書に中央郵便局の付箋が貼ってありました。
「この郵便物は開封のまま到着しましたので、当局で補修いたしました。」裏を見るとセロテープで封をされていました。これをはがすと封筒の糊の部分は、何度も開け閉めされたものらしく、黒ずんでザラザラになっていました。ちょっとがっかりです。

先日は、初対面の人から個人的な依頼の内容の封書が届きました。
それは関連性のない会社の茶封筒に社名のとこだけでなく、宛名の所にも白い紙を貼って堂々と再利用していたのには唖然としました。まるで段ボール箱の使いまわしと同じ感覚です。
物を大切にすると言う精神とは少しニュアンスが違うのではと考え込んでしまいました。

さて、今夜は年賀状でも書きましょうか。
 
12月10日 (金) 金曜日は・・・

午前中:
左目の腫れが引かず、とうとう眼科を訪ねることになりました。これも長時間にわたるパソコン作業の弊害のひとつと判明。黴菌が入ったと思い、サルファ剤の目薬を点し続けても治らないはずです。

午後:
風のない暖かい一日でした。
別府港で飛び交うカモメとハトに餌をあげている人にカメラを向けました。

夕刻:
三週連続、同じ時間、同じお店で、同じ席で、同じものを食べました。ここのお好み焼きが大好きです。

夜:
通常店内業務

でも来週からは金曜日の予定は変更になります。

12月11日 (土) 創作四字熟語

今年の世相を反映した創作四字熟語が某保険会社より発表されました。
様様様様(よんさま)、古田イム(今年多忙だった選手会長ヤクルト古田選手)など、洒落の効いた作品群をHPで拝見しました。
政治、社会問題、スポーツ等、いくつかのジャンルに分かれていて、「流行語大賞」などと同じように、2004年を上手く表現していました。
ぼちぼちこゆき茶屋HPも今年の十大ニュースの集計に入ろうかななんて思っています。
例年だとクリスマス用のページなども作ってましたが、こう暖かい日が続きますとモチベーションが上がってきません。

添付画像:昨日の続き:
肖像権に配慮して、鳥に餌をあげている見知らぬおじさんの後姿

12月12日 (日) トースト

十五年以上使ったトースターを買い換えるために家電販売店を三軒回りました。
100円でも割安なものをと考える涙ぐましい行動の表れですが、検討しているうちに、段々高級なトースターに目を奪われてしまいます。
そこをぐっと堪えて、低価格三番目の広告の品に決め、「これが良いんだ」と自ら慰めるように言い聞かせ持ち帰りました。
トースト(toast)とはご存知の通り焼いたパンのことですが、もう一つ「乾杯」と言う意味があります。
乾杯の発声は"Here's to you!" とか"Cheers!" とか"Bottoms up!"など・・。

当茶屋は、来年も頑張っていただきたい座長こゆきさんに本年の労をねぎらい、新しいトースターで焼いたトーストとコーヒーで「トースト!」しました。

追伸CM
映画カサブランカより「君の瞳に乾杯!"Here's looking at you,kid."」
こちらは丁稚本館GreenSeminarのGreen-3に於いて、拙いコラム「時の過ぎ行くままに"As Time Goes By"」でご覧いただけます。

12月13日 (月) 書

先日のテレビドラマ相田みつをの「にんげんだもの」をご覧なったかたも多いかと思います。
ドラマの感動は自分の中にしまい込んでおきたいと思います。番組オフィシャルHPもありますので、こちらをご覧なることをお勧めします。

さて、何かを見るとすぐ真似したくなるのが丁稚の丁稚たる所以です。
フリーソフトで筆文字が書けます。以前にもインストールしたことがあるのですが、使わずじまいでした。今回ベクターでもう一度探しまして、最新版を入手しました。絵手紙も描けるという、水彩機能付きですが、とりあえず使ってみることにしました。最低機能だけで書いたものですが、これが本日の添付画像です。
どのような評価も甘んじて受けるつもりです。
12月14日 (火) 今夜討ち入り

302年前の今日14日は赤穂浪士討ち入りの日。
NHKもテレ朝も番組は終了しましたが、しっかり録画しています。今回寺坂吉右衛門と瀬尾孫左衛門がすっかり有名になったようです。
googleで「忠臣蔵」を検索しますと148000件にも及びます。その情報量の豊富さに、色んな楽しみ方、学び方があるものだと感心します。
現在、数えて11〜12代辺りの子孫の方々の連絡会もあったりで興味津々です。また歌舞伎仮名手本忠臣蔵はイロハ47文字を四十七士と重ねているのですね。討ち入りから23年後のことです。
来年もまた面白い忠臣蔵がドラマ化されるのを期待しています。
 
12月15日 (水) 天降石

又しても温泉ネタ。
天降石風呂と言うものを調べています。
天降石=SGE(Super Growth Energy)は、太陽光線に含まれたエネルギーを吸収し、再放射できる物質で超電磁波放射天然素材として注目を集めている原石のことです。
九州阿蘇地方で産出され、人体の細胞の活性化を促し、がん治療にも貢献しているそうです。
市内S温泉ではこのお風呂が人気です。数回入ってみまオた。まだ効果の程は実感できませんが、今後も何度か足を運んでみようと思います。
また、マイナスイオンの効果で体を内側からあたためる、お湯に入らない岩盤浴も良いそうです。これも当茶屋より車で3分のところにあります。
蛇足ですが、S温泉の入口には店内撮影禁止の貼り紙がありました。これって、浴場設備を撮影されることを嫌ってるのか、或いは入浴者のプライバシー保護と犯罪防止の役目なのでしょうか。
実は、丁稚は湯布院の露天風呂にデジカメを持ち込んだ前科があります。単に湯船から見る由布岳を撮りたかっただけなのですが。そんな訳で、今日の添付画像はございません。
 
12月16日 (木) マック&ドン

マック・ドナルドをマクド・ナルドと発音させた藤田田(ふじたでん)氏は日本ファーストフーズ界のパイオニアであり、ずいぶん昔にその成功物語を読んだ記憶があります。藤田氏のアイデア「日本人には日本人向きのイントネーション」が当たりました。
マック(Mac)はもともとスコットランドやアイルランド系の姓に多く、〜の息子(son of)の意味です。マッカーサー初め、Macで始まる名前は百以上はありそうです。
ドン・キホーテはドンキ・ホーテと思い込んでる人は少なからずいると思います。今回調べて分かりましたが、Donはスペイン系の敬称や貴族、名士を表し、ドナルドの別称でもあると言います。
では、マクドナルドはマックドンでも良さそうです。面白いことに、一般的には、マック、マクド、ナルドなど、地域によっても、年齢によっても呼び方が違うそうです。

添付画像:大分市ドン・キホーテの入っている集合ビル 圧縮陳列も気になりますが。
12月17日 (金) 投函口

こゆき茶屋から歩いて30秒、近くのポストの投函口を見ました。
二つの穴があり、通常は定型と定形外、外国便、速達に分かれているのですが、数日前から左側が「年賀状」専用になっているのです。
これも師走の小さな風物詩の一つでしょう。
悲しいかな、その年賀状の枚数も段々少なくなってきました。一年間一度も会わなかった友人、知人への生存証明書のような代物かも知れません。
丁稚の年賀状なぞ楽しみにしてくれる人が、一人でもいるのだろうか?なんて・・プリンタの音を聞きながら、ちょっと不安になったりします。昨年出したけど返事がなかった人にはどうしようかなあ?
12月18日 (土) ボン・ボヤージ

今日、神戸大震災の犠牲者鎮魂を祈って、被災地復興を願う光のイベント神戸ルミナリエと、こゆきさんのデビュー作の舞台となりました姫路を訪れます。今回、こゆきさんのお供ですが、一年間の丁稚奉公のご褒美でもあります。
丁稚にとっては深夜の瀬戸内海航路は大阪万博以来の超格安船の旅です。
こゆきさんは過去○十年前一人旅、デッキから夜景を見ていたら、今にも身投げするのでは、と船員さんに勘違いされたと言います。それ程思いつめているように見えたのでしょう。考えてみますと、遠ざかリゆく慣れ親しんだ神戸の夜景との惜別に、とめどなく涙があふれ、これからの不安な生活の中で味わうであろう孤独感を推し量り、発作的に、深夜の瀬戸内海を切り裂いて進む波に、身を委ねようとする気持ちが数パーセントはあったやも、と回顧するのです。さて、今回は如何なりましょうや?
けれども決してタイタニックのごときシナリオは用意されてないと思いますが。
事の顛末は次週お伝えできればと思います。

フェリーのデジカメ写真は一週間前既に撮ったものです。
12月19日 (日) 旅の空から

不在にて申し訳ございません。
 
12月20日 (月) 今一日ご猶予を

不在にて申し訳ございません。
 
12月21日 (火) 本日有給休暇

旅から戻りまして、ネットトラブルで悪戦苦闘の数時間。PCシステム、プロバイダ設定、ADSLモデム本体の異常は見つからず、未だに解決していません。どうやらNTT局内の問題らしいのです。現在臨時の設定で繋がっておりますが、再設定の連絡待ちの状態です。IP電話も不通の状態です。
以上全て言い訳ですが、本日丁稚は有給休暇とさせていただきたいと思います。明日はまた元気を取り戻してお目にかかれると存じます。
 
12月22日 (水) トラブル〜その後

ネットトラブルは結局薬局郵便局。
NTTの機械の変更で正常になりました。しかしながら、セキュリティが上がったのか、FTPソフトがパッシブモードでないとアップロード出来なくなっています。以前にもあったのですが、どう対処したか忘れてしまいました。
・・・やや話が日記には相応しくない難い話になりました。

昨日辺りから少し冷え込んで来ました。
裏フリースパンツを着始めると、その暖かさに他のものは着れなくなりそうです。
冷え性の丁稚なんて使いものになりませんね。

お約束の阪神への旅日記は丁稚部屋に単独ページとして製作途中です。他人の旅行の写真なんて、ちっとも面白くないだろうと思います。
どうか期待しないで下さい。
 
12月23日 (木) 浅田次郎氏

壬生義士伝を読んで以来、と言ってもまだほんの数冊しか読んでないのですが、浅田次郎氏に傾倒しています。
浅田氏が小説家になるために、どの位膨大な努力と忍耐とエネルギーを必要としたかを知りますと、平伏してしまいます。
二足、三足の草鞋を履きながら、苦節20年は凡人のなせる業ではありません。
昼間の業務を商売と言い、帰宅して夕食後ひたすら書き続けること、毎日目標6時間を仕事と位置づけるとのこと。氏が長年座り続けた畳の跡は、そのままお尻の形で残っていたことに、奥方は引越しの際気づいたそうで、涙のエピソードでした。
商才(アパレル業社長)、博才(競馬で生きてきたと豪語する。プロの分析力)、文才(小説家になると言う中学生の時からの夢を有言実行。直木賞受賞で遅咲きの大輪の花開く)を兼ね備えた天才(こういう言い方は嫌われるでしょうが)と思います。
未だに小説の執筆だけは手書きだそうです。「蒼穹の昴」は原稿用紙1800枚、厚さ60センチにもなり、講談社には台車で運び込んだと言います。
作品群の中から映像化されたものでは、壬生義士伝やシェエラザード、鉄道員、ラブレターなども良いですが、「角筈にて」が私には一番のお気に入りです。
一滴もお酒を飲まない浅田氏ですが、丁稚が今一番一緒にお酒を飲みたいと思う人物です。丁稚ごときが浅田氏に個人的に会うことなど、昔の将軍様以上にありえないことですが。

注:博才とはバクサイと発音します。浅田氏の言葉から賭博の博を意味します。
 
12月24日 (金) ビーフカレー

昨夜は徹夜になってやっと丁稚部屋、神戸・姫路の更新を片付けました。今年はクリスマスカードも僅か一枚でお茶を濁した感じです。
旅の間メモリが少なく、解像度を下げて撮影したルミナリエの写真は思ったほど劣悪ではありませんでした。
しかし、HPのサーバーが残り少なくなっており、大きなサイズの写真の貼り付けを躊躇い、640X480程度の小さな写真を並べまして、申し訳ない気持ちです。

当契約プロバイダは一般ページ用サーバー許容範囲は100Mb、他にCGIサーバーが10Mbです。
決して小さくはないのですが、何しろ丁稚の本店業務(GreenSeminar)とこゆき茶屋で其々50Mb弱あります。残りスペースは数Mbとなりました。
HTMLページやアイコンの一つ一つまで数えますと、ファイル数合計4000個以上でホームページは構成されており、自分でも驚きです。ページ数の多さが自慢になりませんし、誰もが楽しめる有益なHPとも思えませんが、苦情、不評にめげず、これからも少しずつアップしていければと思うこの頃です。

添付画像解説:
どこぞのカレーとは申しませんが、注文したビーフカレーは殆どビーフは入っていませんでした。でも辛さは十分であり、丁稚には満足できる美味しさでした。一番安いメニューを選んだのですから贅沢は言えません。

「涙と共にパンを食べた者でなければ、人生の味は分からない」と言う格言を思い出しました。
イブにぴったりのお話ではありませんか。
12月25日 (土) 不景気なケーキ

こゆきさんがケーキもないクリスマスなんて・・・と泣きそうな顔でホッペを紅くしていました。
「な〜に心配ないさ、今からチョロっと車を走らせりゃ、値引きした大きなケーキがあるから。それに商店街は赤々と電灯を灯して、夜間の景気の良い売り声が・・・」と、説得して出かけました。

若い恋人達は高級なレストランで、名前も知らないワインに幸せなひと時をかみしめているのでしょうか。会社勤めのサラリーマンは早々に帰宅して、ホームパーティで、家族とクラッカーでも鳴らしてるのでしょうか。
イブと言ってもこの街の通りは閑散として、華やいだ様子はありませんでした。わずかに遊歩公園のイルミネーションに、願い事の短冊を託す人々を見ました。
不景気はケーキがないって事なのですね。どこのお菓子屋さんも早々に店じまいなんです。仕方なく深夜スーパーに行き、パンコーナー近くの売れ残りのケーキを手にしました。
時は10時を過ぎたと言うのに、まだ二割引。
「う〜ん、12時過ぎないと半額にはならないか」
二個入りペアの2159円と言う半端な値段の箱をレジに持って行きました。
「はい、2159円です」
「あのう〜二割引では?」
「もう、二割引いた値段がついています」
「・・・・」

添付写真がそのケーキ一個です。
「ちっちぇ〜え!」
12月26日 (日)  頭上注意

Watch your step(足元注意)との注意書きはよく見かけますが、姫路城天守閣では狭く低い下り階段の上部にはMind your head(頭上注意)とあります。欧米人でなくとも、普通の大人の身長なら確実に頭をぶつけてしまいます。それほど昔の人が小さかったとは思えませんが、攻めるも守るも戦い難い構造だと想像します。

戦後まもなく日本での話。進駐軍の米兵士が頭をぶつけそうになった時、見ていた日本の少年が「あぶない」と叫び、その声に兵士は難を逃れたと言います。「日本は英語教育が進んでいる」と感心したとか・・・。
あぶない!=アブナイ!=ハブアンナイ=Have an eye!(気をつけて!)と聞こえたそうです。
12月27日 (月)  灘

添付写真の男性は灘の白鶴酒造資料館でお会いした男性です。
働いている姿、そして光る汗に、何かしらのアピールを感じられる方もいるのでは?でもよ〜くご覧下さればお分かりです。良く出来ている人形です。
昔はこのようにしてお酒を作っていたのですよ、と言う一コマです。
さすがに300年近くの歴史を持つ造り酒屋さんは風格があります。インターネットで検索されますとオフィシャルのHPがすぐに出てきますので是非ご覧なってください。利き酒も致しましたが、味オンチの丁稚には今ひとつご報告できるコメントがございません。
12月28日 (火)  上様

昼間は穏やかな暖かい一日でした。
業務の合間を縫って床屋さんに行きました。
「お身体の調子は?」
「いつまでお仕事?」
「お正月は初詣に?」
いつものように、いつもの会話のキャッチボールの間に、うとうとして来ます。1時間後、さっぱりして外へ出ると、やはり首筋にひんやりした風を感じます。

次にディスカウントショップに年末年始用雑貨の買出しへ。こちらのお店も以前から圧縮陳列が気になっていましたが、お正月用のレイアウト変更なのか、それとも先日の火事の一件以来、消防署の警告が効いたのか、幾分広く通路が確保されていました。
(事件とは関係ない別会社のお店です)
両手いっぱいのかさばる荷物に、若い綺麗な店員さんが
「お車までお持ちしましょうか?」
「大丈夫です」・・・つい、反射的に答えました。かと言って、この綺麗なお姉さんが運んでくれるわけでもなく、マイクに呼ばれて若いおにいちゃんが飛び出してくるに違いありません。

以前このお店で若いお兄ちゃんに領収書を書いて頂いたことがあります。
「宛名は上様でお願いします」と伝えましたら、お兄ちゃんは、「あのう〜、ウエ様のウエはどんな漢字を書かれますか?」と聞かれました。
「???・・・」
このお兄ちゃん、一般的な宛名書きの意味を知らなかったのです。ちなみに、日本語変換ではどんな「ウエ様」が出てくるのかやってみました。うえ、上、植え、飢え、餓え、・・段々気持ちが悪くなってきました。
「ウェッ!」
 
12月29日 (水)  温度差

最近手垢にまみれて来た言葉に「温度差」があります。昔はこんな言葉は本来の用途以外には、誰も使わなかったと思います。
気持ちの方向性や質、程度の差や、ずれを意味しようとしてるこの言葉を頻繁に耳にします。
よく聞かれるようになってからは、使いたくないと思うのは意固地でしょうか。

それは兎も角、後になって知る温度差ほど落胆するものはないように感じます。
同じ言葉を使っていても、一人一人が違った受け止め方感じ方をしている以上、已むを得ない部分ではありますが、最後の最後になってから、自分の思い入れが予想外に伝わらなかった時、或いは思い込みとの差に愕然とした時に、寂しさは頂点に達します。
終わり良ければ全て・・・なのに、終わり悪けりゃどうしましょう?解決のつかない消化不良を抱えた一年でもありました。
ネガティブな今日の記述をご容赦下さい。

添付画像はこゆきさんの京人形。少しは心安らぐかな?
12月30日 (木)  寒波

アテネオリンピックの感動もありましたが、全国的には大きな災害や、悲惨な事故、事件の多かった2004年。不幸の爪痕未だ癒えずというところですが、来る2005年は少しでも明るい話題が先行して欲しいと思います。

こゆき茶屋も昨日で御用納め。でもって、本日は実家に墓掃除に帰りました。お彼岸以来のご無沙汰でした。

ここ数日すっかり冷え込んできました。やっと本来の寒波到来といった感じです。
そうなると心配なのがアトリエの住人です。
暖かい母屋に寝起きすれば良いものを、あえてアトリエの冷たい隙間風に耐えながら、打ち震えているではないだろうかと。いやいや、今夜も寒風吹きすさぶリアス海岸を、キャノン担いで、白い息を吐きながら、海のニンフ達とスターダストの夢のことでも話し合ってるのではないかなあ。
12月31日 (金)  大晦日

「人間、死ぬ気になったら、・・・・どっか悪い」

死ぬ気になったらどんな困難にでも立ち向かえると言う、本来の格言の揚げ足取りですが、これ当たり前のことです。
自分の命のスパンは自分ではあまり知りたくないものです。それが自覚出来るようになったら、後がない・・てことでしょうか。
死ぬ気になったら、遅いのです。今日出来ることは今日しよう!余裕があれば明日の分まで!
いやいや、あまり欲張ると逆に命を縮めますね。
そんなこんなで激動の平成16年も過ぎてゆきます。今年一年間、無事健康に過ごせましたことに感謝します。来る平成17年が皆様にとりましても穏やかな日々でありますように。
2005年へ続く