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歌舞伎・劇作家 YUKIKO IWAGO

歌舞伎KABUKI

楽屋にて

 梅玉さんとのイタリアンな再会


 6月の博多座以来となりましたが、9月7日、梅玉さんは松竹大歌舞伎西回りコースで当地大分にいらっしゃいました。台風の襲来で開演さえ危ぶまれ、JRも高速道も止まってるという状況だったので、お会いできるかどうか不安だったのですが、梅玉さんは何と小倉から一般道を車を走らせて来られたとのこと。

 楽屋にて

 この写真は楽屋にお邪魔したときに撮らせていただいたものです。
台風にもかかわらず沢山のお客様が来てくださったこと、岩豪が楽屋をお訪ねしたことを梅玉さんはご自身のHPの「日記」に書いてくださっていて、とても光栄に思っています。

 楽屋では本番前ということもあり、こちらも緊張して硬くなってしまったのですが、実はこの1時間前に館内のイタリアンレストランで、お一人でスパゲティを召し上がっていた梅玉さんを全く偶然に目撃していたのでした。
その顛末は・・・

 楽屋にお邪魔する時間を見越して早めに劇場のある総合ビルに着いた私たちは、遅めの昼食兼早めの夕食を取ろうと思い、ファーストフードのある一角にさしかかり、いったんそこを通り過ぎたのですが、ハンバーガーの気分ではなかったのでまた戻ってきたところ、なんと、なんと・・・!
さっき通り過ぎたはずの所に、目の覚めるようなブルーにドナルドダックの顔のついたシャツを着た梅玉さんが・・・! こんなことって・・・あるんですね。
私「ラッキー!!」私たちもスパゲティを注文してご一緒させていただきました。
私「素敵なシャツですね!」
梅玉さん「エッ、へへ・・。ちょっと若作りしようと思ってね」
さすが、ダンディな梅玉さん。何を着てもサマになってる!
調子に乗って、私「写真撮らせていただいていいですか?」
梅玉さん「あ、ちょっと待ってて。さっき着いたばかりでヒゲ剃ってないから」と、急いでシェーバーを持ってきてもらい、一瞬雲隠れしたと思いきや颯爽と立ち現れ、梅玉さん「さあどうぞ」
自分たちの厚かましさも忘れ、そのスマートさに圧倒されてしまいました。
そしてとてもフランクに、新作歌舞伎の現状についていろいろ教えてくださり励ましてくださいました。
そして極め付けは、梅玉さん「斑雪白骨城、是非、博多座でやりたいねえ!」
もう、涙涙のイタリアンでした。

 もひとつおまけに・・・
この日が9月7日。同じ月の26日には、「天領ラプソディ・人形師、三吉の恋」が同じ会場(グランシアタ)で上演されるので、またまた偶然そのチラシが近くに置いてあり、大分での活動もご報告することができたという次第。
梅玉さん「へえ、ここで上演するの? すごいね。 ここ、立派な劇場だよね」
なんだか、自分が誉められたような気がして顔がトマトみたいに真っ赤になってしまいました。
ちなみにこのお店は「イタリアントマト」というわけで、どうもお後がよろしいようで・・・